旧広島市街地の北端、三篠の地に居住して早や65年が経つawakinです。

 

今書いているこのブログも書き始めてからは15年になり、当初は地元の埋れた歴史を掘り起こしたり、写真は通勤途中に撮ったスナップや花、飛行機、電車など風景の写真を中心に家内殿とふたり、市街地や近郊の寺社仏閣などを歩き回ったものです。

 

友人からは『現代を生きる雲(漫画浮浪雲の主人公)」みたいじゃのう。』とからかわれたりしますが、このところは鳥鳥鳥鳥ばかり、自分でも生活も思考も単調でつまらないと感じるようになり、もっと人生を楽しみたいと思うところです。

 

それできょうは久しぶりに地元三篠の話題をひとつ、先日GSでタイヤ交換中に訪ね、歩いた地元神社の奉納絵馬を見て想うことを書いてみたいと思います。

 

地元の新庄神社の拝殿に掲げられた絵馬

 

安芸の地に鎮座する神社ではよく見かける武具の奉納絵馬です。

 

ここ新庄神社はこどもの頃夏休みにラジオ体操をしに毎朝来ていたところで、体操が終わってもすぐに家に帰らず、ともだちと何やかやと遊んでいた神社です。

 

当時であれば墨書された絵馬の言われや人名が読めたかもしれませんが、約60年が経過した今は、左側に昭和2年11月修繕と彫られた部分は読めますが、木刀の下にびっしり書かれた人の名前は薄れてしまってほとんど読めなくなっています。

 

何ということのない絵馬ですが、書いてある字が読めず何もわからないということから逆に興味が湧くのです。

 

誰が?何時?何を願って?奉納したのか。

 

昭和の初めにこの絵馬を修繕した山本某と奉納者との関係は何?

 

わからないことばかりで謎だらけですが、同様の絵馬は近在の神社でよく見かけるので、一度撮り歩いて古式武術の分布と歴史など、調べながら歩いてみたいと思うところです。