山道や公園を歩いているとどこからともなくコッコッと木を叩く音が聞こえてくることがあります。
それはヤマガラが木の実を割って食べようとしてたてる音で、嘴で実を突ついているのです。
結構大きな音で、ときには他の鳥さんが周りにいて混群であることもあり、探鳥時のサインとして重宝しています。先月も芸北八幡で静かな雪道を歩いていると、このヤマガラがコッコッとやっていて、どこにいる?と探しているうちにコガラ、キクイタダキがつぎつぎに飛んで来て、キクイタダキを雪中初めて撮影できました。
そのヤマガラ、この時期繁殖の前に栄養をつけようとしているのか、最近よく歩いている近場の公園で姿をよく見かけます。きょうは昨日の続きとなりますが、エゴノキの実を隠して貯留するシーンに出会ったので載せてみたいと思います。
桜の木に停まっていたヤマガラが、隣の木に移って木の実を隠しました。
この子はシジュウカラやエナガ、メジロと一緒の混群で、裏山から一斉に飛んで来てくれ、しばらくの間賑やかしてくれました。
どんな鳥さんでも観察しているとその生態はなかなかに面白く、興味が尽きないと思うところです。