菜種梅雨にて霖雨、昨日に続いて今朝もしとしと小雨が降り続いています。

 

北の山方では彼岸を過ぎたというのに積雪となり、すでに花を咲かせた、或いは咲かせようと蕾を出したばかりの春の花たちもびっくりしていることでしょう。

 

このところはお天気のよい日を選んで、近場の公園に出かけ身近な鳥さんたちを観察して楽しんでいます。

 

モズにはじまり、ジョウビタキ、ヤマガラなど、日替わりですが採餌の様子など、彼らの動きのある所作に魅せられレンズを向けています。

 

きょうはその中からヤマガラの執念ある採餌風景を載せてみたいと思います。

 

 

桜の枝先でせっかく捕まえたクモを落としてしまったヤマガラ

 

 

 

放っておくかと思いきや、そうはいかんとクモを追いかけるヤマガラ

 

大きなエゴノキの実を咥えていたり、運んで来た実を大きな音をたてて突いているところをよく見かけるヤマガラですが、他のカラ類と同様に小さな虫を捕まえて食べているようです。

 

こんな小さな鳥さんでも好みがあるようで、秋に多くの鳥たちが集まって食するカラスザンショウの実には目もくれないで、近くに生えているエゴノキに停まるのを見かけるヤマガラです。

 

このあと同じ個体がどこからかエゴノキの実を運んで来て、桜の折れた枝先に押し込んで貯留するところも観察することができました。