三月二十日祭日
彼岸なれど早朝より雷鳴轟き春の嵐也。終日炬燵にて読書三昧と成す。
今日の日記を永井荷風の『断腸亭日乗』風に認めるとこのようになるでしょうか。
広島市内は雨混じりの強風が吹いていて、とても外出するような雰囲気ではありませんが、インターネットを通じて見る県内各所の状況は、芸北八幡から三次にかけてかなりの降雪があって、真っ白な風景が各地に展開されているようです。
大朝のテングシデや安芸高田のカタクリは雪を被り、さぞフォトジェニックだろうなあと心が騒ぎますが、タイヤを夏用に換えたばかりでどうしようもありません。
なので、今日は芸北あたりの雪景色を想像しながら、今季最後の雪中鳥図としてみたいと思うところです。
イソヒヨドリ(広島市)
キクイタダキ(北広島町)
オシドリ(広島市)
オオワシ(三次市)
ルリビタキ(廿日市市)
先日広島市内で頭の上をツバメが飛んでいきました。
冬鳥に雪を絡めるのは、絵にはなるものの当たり前と言ってよく、それよりも早めに渡って来た夏鳥を雪と絡めて撮ってみたいもので、チャンスがあれば狙ってみたいところです。