春の妖精スプリングエフェメラル、代表的な種はカタクリで紫色の花を咲かせます。
広島県内で最も早く花を咲かせる自生地の盛りが、去年は3月20日でしたから、去年と今年の3月の気温を比較して大体同じくらいであることがわかったので、お天気がよく日中の気温が20℃を超える予報だったきのう、安芸太田町~安芸高田市~三次市と自生地を巡って歩いてみました。
安芸高田市の自生地でちらほら咲いていたカタクリの花(2024.3.16)
安芸太田町の自生地では葉が出たばかり、三次市の自生地は草刈りがされた状態で葉っぱを見つけることが出来ず、当然ながらギフチョウの姿を見ることもできませんでした。
あちこち歩いて蝶を見かけたのは、親で越冬したテングチョウとこのルリタテハだけでした。
カタクリを上手く撮影するのはとても難しく、この花を撮り始めて15年になりますが満足できる作品が撮れたことは一度もなく、止むをえず?ギフチョウを絡めて誤魔化して済ますというのが本当のところです。
今年こそは!と念じながら自生地に向かうのですが、今年はどんな出逢いが待っているでしょうか。