最近は左膝のリハビリでちょっとした傾斜を歩ける山へ出向くことが多いawakinですが、先日周防大島へ桜見物へ行った帰りに、潮の具合が良さそうなので地元の干潟を訪ねてみました。

 

湾岸道路の延伸で巨大な橋脚が出来ることになっている干潟です。

 

冬になるとユリカモメの大群が姿を見せ、牡蠣の抑制棚から夕刻沖合いの塒に向って一斉に飛び立つ様子を写真に収めるのが定番でしたが、最近は何故か大きな群れが現れなくなり足が遠のいている場所でもあります。

 

 

 


波打ち際でときどき飛び立って美しい群舞を見せているユリカモメの小さな群れとは完全に別行動をとるズグロカモメが、目の前の干潟で採餌しておりました。

 

潮が引いて巣穴からほんの少し身体を出している小さなカニを空中で見つけると、身を翻して舞い降り捕まえます。

 

フワフワとゆっくり飛んでいるのが、急に角度を変え猛スピードで下降するトリッキーに動きに魅せられてレンズを向けますが、上手く撮るのはなかなか難しくそれだけに面白さが倍増します。

 

数羽いるズグロカモメの中には夏羽に変わりつつある個体がいます。

 

もう少しすると頭は真っ黒け、あとひと月くらいはわれわれの目を楽しませてくれるでしょうか。