クリスマス頃に降った80㎝ほどの積雪がようやく融けたかと思うと、きのうおととい雪が降り、2日間で60㎝積もって再び行き難くなってしまった芸北八幡です。

 

その八幡で雪が融けたわずかな間隙を突き探鳥してまいりました。

 

湿原ではカンボクの実を食べる300羽ほどのキレンジャクの群れに出会い、農耕地では秋口に渡って来て、根雪となるくらいの雪が降るまでの間八幡に滞在するというシラガホオジロを探してみました。

 

今冬はクリスマスの降雪を乗り越えてまだ八幡に滞在していると聞いているシラガホオジロ、これまで30数年休息地として八幡に飛来してきていたのが昨冬途切れ、収量を増やすために田起こしの時期を早めるなど農法が変化したせいではないかと言われておりましたが、今冬は地元農家の協力が得られた結果、再び芸北に姿を見せてくれたのではないかと思います。

 

 


景色に紛れるのがとても上手なシラガホオジロ。

 

何かに驚いてパァーッと飛んで、降りたのを確認してそこらあたりを探してもなかなか見つけることができません。

 

鳥先輩からだいたいの場所を聞いて、いるはずの場所で目を凝らしても見つからない、何度もクルクルと周辺をクルマで走って『あっ!あそこにおるよ!』と助手席の家内殿が見つけてくれました。

 

感謝です。