鳥好きなawakinですが、鳥なら何でもよいという訳ではありません。

 

弱い者いじめをするカラスや、巣を掛けている小鳥たちの雛を狙うカケスは大嫌いで、すぐ近くにいてもレンズを向けることはまずありません。

 

真っ黒けで群れになって飛んで来るカワウもそうで、宮本常一さんによると戦時中には絶滅寸前まで数が減っていた鳥だそうですが、今では広島市だけで鮎やメバルの食害が年2,600万円(令和3年度)にもなるたいへんな害鳥で、対する同年度の駆除数は(たったの)14羽という、まったく我が世の春を満喫している鳥なのであります。

 

そのカワウ、これまで(たったの)二度レンズを向けたことがあるだけですが、このたび左膝のリハビリで岩国尾津の堤防を歩いているときにカレイを捕まえたものの往生しているのを見つけ鵜呑みの瞬間を撮影してみました。

 

 

 

カレイは体幅が広いので無理だろうと思っておりましたが、苦労して苦労して飲み込んだのには驚かされました。

 

カワウ恐るべし…。

 

カワウは警戒心が強くて駆除するのはたいへんなのだそうです。

 

近場でも1羽につき2,000円の報奨金を出して駆除しようとしている漁協はあるようですが、カウントするのに首を切り取って持っていく必要があるそうで、そうなると今度は食用にならない胴体をどうするかが問題となるので、条件的にちょっと厳しい?かもしれません。