先月に高齢者の仲間入りをしたばかりですが、このところは毎朝若いころと同じようにスティングを聴きながらブログを書いているawakinです。

 

気持ち的には昔とほとんど変わりがなくても、肉体的には怪我の治りが遅いし、介護保険料の請求書や高齢者肺炎球菌ワクチンの案内が矢継ぎ早に届いたりして、早くも高齢者扱いするのかと憤ってみても、皆が通る路なので仕方のないことなのかもしれません。

 

最近テレビは歌番組もドラマもまったく観なくなったので何が何やらよくわからないのですが、20~30代のころ深夜帯で放映されていた『特捜刑事・マイアミバイス』はビデオに撮って何度も観ていたせいか、30年以上経った今でもエピソードごとに気に入った場面や挿入歌、キャストなどが脳内に刷り込まれていて驚くことがあります。

 

この年末にもWOWOWプラスで放映された映画『復活の日』を観ていると、旧知?の俳優さんが出演しているのに気づいて、マイアミバイスのDVDを引っ張り出してみました。

 

映画『復活の日』(1980年)で、チリの南極観測隊員ロペス大尉を演じるエドワード・J・オルモスさん。

 

『復活の日』は言わずと知れた小松左京氏原作のSF小説(1964年発表)、軍用に改悪され、凶悪化したウイルスによるパンデミックが主題で、コロナ禍を予見した書として話題となった作品です。

 

このエドワード・J・オルモスさん、マイアミバイスでは当時のマイアミの治安の悪さに嫌気がさして降板(エピソード内では殉職)したグレゴリー・シアラさんに代わり、後任の主任役で出演しています。

 


マイアミバイス・シーズン2・#8『Bushido(武士道)』(1985年)でマーティン・キャステロ主任を演じるエドワード・ジェームズ・オルモス。

 

このエピソードのキャステロ主任は、何十年経っても憶えているくらい半端なくカッコええです。

 

それもそのはず、この回の監督はエドワード・J・オルモス。

 

本人が演出しているので自分をかっこよく見せるのは当然と言えば当然?ですが、元CIA工作員の経歴を持つ彼が、元同僚の妻子を護るためにサブマシンガンで武装した

ソビエトKGBの工作員たちに日本刀で立ち向かうシーンは必見です。

 

緊張感あふれるそのシーンのバックには、Kate Bushの『Hello Earth』。

 

もう何も言うことはありません。