日曜日の防府北基地航空祭、途中立ち寄った富海PAでは西方面に青空が広がっていたのでよしよしと思っておりましたが、日ごろの行いの悪さからか、時間が経つに従って雲、雲、雲の空になっていきました。
当日のメインはブルーインパルス、出来れば青い空にきらめく機体 & 光が当たって真っ白にたなびく煙を見たいところですが、雲ってしまうとそれは無理ということになります。
ですが曇りはまったくダメかと言うとそんなことはなく、薄曇りであれば時に太陽が雲の中で朧に見えることがあり、まん丸の日輪の中に機影を入れることが出来れば、それはまたとない撮影チャンスになります。
逆光であれば晴天でも機体と排煙は黒く写りますが、曇天時には光が柔らかいので晴天時とは違う面白い画像が撮れることもあるのです。
そんなことを思いながら実地で撮った写真がこちら…。
この日、この時、この場所でしか撮れない一枚と言ってよいでしょうか。
逆光の中、厚い雲の中にぽっかり開いた穴に吸い込まれるようにブルーが上昇していきます。
このあとの演目では1機が奇跡的?に現れた「朧太陽」の中に飛び込んでいったのは、とてもラッキーでありました。