月いちの平日のお休みの金曜日、喜び勇んで岩国基地へ行ってまいりました。



月曜と金曜は静かな一日を過ごすことが多いというのは、これまでの経験からうっすら感じているのですが、月に一回しか休みがとれなければ仕方がありません。



やはりというか、飛びが少ないというか、在岩のF-18はエンジン音が数回聞こえただけ、F-35はトーイングカーに牽かれて行ったり来たりで、期待する戦闘機の姿は滑走路上になかなか現れません。



飛んでいるのは海自のヘリばかり、一度US ARMYのブラックホークが珍しく頭上をローパスしたうえで着陸しましたが、それ以外はまったり過ごしておりましたが…。



 
陽が傾きだす少し前になって、F-35B(VMFA-121 VK #10)が一機出てきて、飛んでくれたのです。



風向きはツーゼロ、防波堤にお尻を向けて、炎を吐き出してくれました。



降りは約一時間後、やはりツーゼロでTGLを一回したあとVTOLで着陸、しかもFSDでハリアーⅡがデモで見せたように着地する前にクルリと一回転してくれました。



Ab00
動き始めはソロソロと、いつもどおりの上がりかと思いきや…。



Ab000
数秒後にAB点火!



Ab001
数秒間滑走したあと、フラップをひと振りするだけでフワリと宙に浮き…。



Ab002
F-18と同じような感じでABを切ったなと思いきや…。



Ab003
左にターンすると再び点火!



その後はかなりの高度まで点けっぱなしで上昇していきました。

Unicorn001

Unicorn002

Unicorn003
VTOLで降りたUnicornが動き始めると、莫大な轟音に驚いたアオサギ(Helon)が目の前を慌ただしく飛び去っていきました。



 
何となく彼らの色調が似ているように感じ、面白いと思ったのです。



なお、今回の写真はすべてニコンP-900で撮影したビデオからキャプチャしたものです。
 



カメラは三脚で固定(マンフロットのビデオ用雲台を使用)し、撮影者は飛行機などにはまったく興味のない妻であります。