県北の庄原市高野町、旧比婆郡時代に町役場があった新市の町を散策しました。
現在のメイン道路である国道432号線からはずれて、旧い街道沿いを歩きました。
木造の建家が連なり、落ち着いた感じのするいい町並みです。
写真のお宅には珍しい?木製の袖壁(うだつ)が見えており、おそらくは防犯のためのものと思いますが、いつ頃のものでしょう。
こちらは先の旧街道から枝別れした道ですが、見るからに山越えの古道の雰囲気が漂っています。
地図で確かめると、平行して走っている国道(山越えして隣県の奥出雲町に続く)に繋がっていて、かつては山越えの道として、たたら師や牛飼いたち利用されてきた道なのではないでしょうか。
このアングル、awakinはどこかで見たことがあったのです。
いわゆる三八豪雪の証拠写真ともいうべき写真ですが、よくよく見ると建物の屋根の形が前の写真とそっくりのように思えます。
とすると、このとき積もっている雪の深さは1階の軒の高さほどであることから、2メートルほど積もっていることになり、冬場にはたいへんな雪が降る場所であることがわかります。
山越え古道の周囲にはウスバアゲハが乱舞しており、是非とも写真に収めたいと追っかけていると、神社にたどり着きました。
金屋子神社とあり、加計の名勝『吉水園』の中でも見たことがあり、たたら(製鉄)や鍛冶屋が信仰してきた金屋子神を祀っている神社であります。
金屋子神といえば神木は桂の木と決まっていると思ったのですが、こちらの神社にはシナノキの木(写真中央、社の左、漢字で書くと科の木もしくは級の木)が生えており、広島県指定の天然記念物なのでありました。
飛翔している姿を撮りたいのですが、三脚なしでは難しく、止まっているときにしかピントが合いません。
蝶を撮るたびに、自分の忍耐力のなさを自覚させられるのでありました。

