与一野のしだれ桜の写真を撮りに行った先の土曜日、撮影を終えて広島へ帰るのに、戸河内への下り道でなく、加計へと続く上り道を走ることを選択したawakinでありました。
というのも、awakinの家にある「加計町文化財散歩」という本の裏表紙に、朝日を背にした雲海の写真が小さくでていて、目次の凡例に「草尾の雲海」と書かれてあったことが頭の片隅に残っていたのですが、与一野界隈の地形図を眺めているうち、件の草尾という集落が近くにあることを知り、立ち寄ってみることにしたのです。
これが草尾の雲海の写真(引用)です。
朝早いのと、暗いのと、寒いのが苦手なawakinにとっては、撮影するのが非常に難しい条件なのですが、いつかは挑戦してみたいと思っている題材なのであります。
昼食をとっていなかったため、草尾の集落の手前、標高700㍍超の峠に車を止め、少し歩いたところにある見晴らしのよい場所で戸河内の「おふくろ弁当」の封を切りました。
写真は、与一野の桜のある寺領を越えて、三段峡方面を望んでいると思われますが、目標となる高い山が霞に隠れてしまってよくわかりません。
遠く山並みを眺めながら、日当たりのよい広場でお弁当を広げている間はよかったのですが、食事を終えあたりを散策しているうちに、赤錆が浮き出た大型の獣用の箱罠が置いてあるではないですか。
ギョッとして、あたりを見回してみると…。
比較対象が松葉しかないのが今見て非常に悔しいのですが、身長170㎝のawakinの握り拳くらいの大きさがあり、かなり大きな獣と思われます。
今までに見たことがあるイノシシや鹿とは違う足跡で、ネットで調べると熊はもう少し幅広で4本指のようです。
一番近いのは「もののけ姫」のシシ神の足跡で、あとは「ジュラシックパーク」のティラノサウルスでしょうか。
大きな鳥かもしれませんし、そんなはずはありませんがもしかして狼? とも思っているawakinであります。
いずれにしても、足跡の主と出会うとろくなことにならないと考え、そそくさと退散いたしました。
加計の町へと下っていくと集落があり、「雲海の地 草尾」の看板が立っていました。
方角も正面が真東で、上の写真はこの近くにある観音堂の広場から撮影したものと思われます。
手前の山塊は太田川の蛇行を形作る辺森の山々、そのむこうは百々山の稜線、左に小さく丸っこい山が写っていますが、こちらは豊平の大丸峯でしょうか。
標高が650㍍ほどで、天空の里ともいえる草尾の集落にも春がやってきているようです。
観音堂の周辺を散策していると、なにやら動くものを発見!
近づいてみると保護色でわかりにくいですが、小さなトノサマガエルが冬眠から目覚めたばかりなのか、身体中に土を付着させたままじっとしておりました。