ヒョウモンモドキ
広島市内でも見られるツマグロヒョウモンと同じタテハチョウ科の蝶ですが、この蝶は現在、日本国内で最も絶滅する可能性が高い種といわれている蝶です。
awakinの手元にある「フィールドガイド芸北の自然(2004年刊行)には、しっかり写真とともに種の特徴などが載っておりますが、芸北ではすでに林道工事等の理由で生息地が消滅し、絶滅してしまいました。
今日では、三原市と世羅町の一部でしか自生していないとされ、種の保存法で国内希少野生動植物種に指定、保護されている(個人でも違反して捕獲したりすると500万円以下の罰金)とはいえ、何故か県の天然記念物にも指定されていないのです。
おそらく管轄とかいろいろ理由があるのでしょうが…、
ヒョウモンモドキの生息地確保のための開発規制や、霧ケ谷湿原の自然再生事業にかかる費用の何十分の一でもよいから、草刈りなどにかかる費用に予算が計上されればよいのに…。
などと思ってしまいます。
せら夢公園の保護施設内のヒョウモンモドキ。(2014.6.21)
白い網が被せられた温室内で、健やかに育ったヒョウモンモドキが数十頭。
元気に飛び回っておりました。
雨は当分降りそうもなかったので、三脚をセットして気長にチャンスを待ちます。
飛翔写真その2。
飛翔写真その3。
少し粘ったおかげで、少しは見れる絵を撮ることができました。
それにしても、絶滅危惧種・レッドデータとは何なんでしょう?
ヒョウモンモドキと同じ絶滅危惧ⅠA類(CR)のウスイロヒョウモンモドキは、種の保存法の国内希少野生動植物種に指定されていないためか、オークションなどでは1万円前後で取引されているようです。
希少種=珍しい=価値がある?=人が欲しがる=高く売れる?
採集圧は絶滅とは無関係とも聞きますが
人間の業というものを感じるのです。
