【今週の“もう”ひとこと】
考え過ぎたことはすべて問題になる
フリードリヒ・ニーチェ
Everything that one thinks about a lot becomes problematic.
Friedrich Nietzsche
「これって難しいんじゃないの?」
あたらしいこと、これまでの自分に
“うまくいく”
想像が出来ないことに直面すると
否定的というか、躊躇するような
発想がうかんでくるもの。
ただ、それは仕方のないこと
「そのことについての成功」は
“未経験”だから。
「前、やったことあるよ。無理、無理!!」
以前やってみて、
うまくいかなかったことには
「同じ罠にはかからないぞ」
とでも言うような感じで、
これまた躊躇する発想になる。
危険を冒さない、安全で居る。
生き物として生命を維持するのに
大切な働きだ。
ただ、少しだけ覚えておきたいのは
わたしたちの“賢さ”が
同時にチャンスを奪うことがあるということ。
動物が危険を察知するのは
思考と言うよりも
今ここに居て、
見えるもの、聞こえる音、感じる感覚
文字には起こせるものではないけれど
最新の情報を使って危機を回避している。
ところが人間の場合
高度な記憶と、高度な類推能力が
今ここでの最新の情報 ではない
過去と、想像上の情報で
判断させている。
もし、この世界に
絶好の“チャンス”というものがあって
その賞味期限が長くないとしたら
想像上の推定や過去の記憶では
その真価は測れないんじゃないかなと思うんです。
自分の経験以上のモノの判断は
“今ここで試してみる”
以外にはなかなか難しいのはずなのです。
だって、自分にそのものさしがないから。
メーターで言えば振り切れちゃっているものを
測るようなものだから。
もしあなたが、動物のように
今ここの見えるもの、聞こえる音、感じる感覚
からのシグナルに「ピン!」と
来るものがあったら
一歩踏み入れて、“経験”という
情報収集をするのがいいんじゃないかなと
思うわけです。
もちろん、この世界、日本であっても
情報は玉石混淆。
当たりもあればハズレもあります。
だからこそ、全身、五感を全部使って
情報を集めて判断する必要があるし
判断すれば良いのです。
…価値観が多様化したということは
唯一無二の正解がある世の中では
なくなったということ。
それだけに、自分が自分の全体を使って
身体中をアンテナにして
世界と繋がっていく時代なのかもしれないです。
頭の中でグルグル考えるだけでは
済まない時代なのかもしれません。
では。
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稗島 正樹
コミュニケーション・イノベーター