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こんにちは、ひじままさきです。

会社に限らず、自分の意見を
相手に伝えて、自分の思った形に
物事を進めようとするとき
意見が合わなくて、調整するのに
苦労するということよくあります。

 サラリーマン時代には、
 その相手は、上司だったり
 お客さんだったり・・・今考えれば力不足でしたスミマセン
 と言う思いでいっぱいなのですが。

がその渦中に居た当時
気づかなかったことが
あります。

それは、かみあっていないのが
ときとして、主張している意見ではない
事があったと言うこと。

例えば、最初の提案を出して
「こんな感じで作ってきたんですけど・・・」
「これは違うな~」とダメ出しを喰らう
そこで、別の提案を出すと、さらに
「これも違うな~」とダメ出しを喰らう
と何回か繰り返していくと
アイディア切れになりかけたとき、
最初の提案に限りなく近い案を
これでは如何でしょうか?・・・「いいんじゃない?」

・・・えっ? なんで?

確かに、最初の提案よりは
相手の話を聞けていますので
表現も変わっていたかもしれませんが
その当時、自分にとっては
「なぜ、最初のがダメで、今回のが良いのか?」
わかりませんでしたが、

後で訊いてみると、
見ていたのは提案書ではなく
僕の自信というか確信・・・態度だったのです。

このお客さんが大切にしたかったのは
薦める営業マンがその案件で
どれだけ頼りになるか
を見ていたとのことだったのです。

・・・それを聞くまでは、僕自身、お客さんが
   提案を受け入れてくれないのは
   中身が気に入らないからだと
   思って何回も提出していましたから
運が悪ければ、どれだけ出しても
受け入れてもらえなかったかもしれません。

・・・ここで言いたいのは、
   何でもかんでも、自信がないものでも
   「自信を持って」出せ!って言うのではありません。
   もちろん、お客様が安心できるというのは
   大切な要素ですが。

このプロセスをコミュニケーションと考えたとき
話がかみあわない,ゴールにたどり着かないとき
もしかすると、互いにそこに問題があることには
気づいているけれど、
その問題を勝手に思い込んで、解決しようと
していたかもしれないということ。

不満は分かるけれど、その不満が
『自分と同じモノだ』と思い込んでいたかもしれない
ということです。

・・・男女間のコミュニケーションなんかでは
   もしかすると、苦い思い出があるかたも
   いらっしゃるかもしれませんね。

もちろん、コミュニケーションのプロセスの中に
『問題がある』ということに気づくと
何とかして解決しようと意識が向きますから
その問題が「本当に互いの間にあるモノとあってるか?」
には意識が向きにくくなる・・・ということです。

困ったときのコミュニケーションでの
「押してダメなら引いてみな」のどんな風に「引く」のかの
とても大切な発想です。

・・・相手の事を知りながら
   自分の事を知ってもらう、
   共感できることだけでなく
   ぶつかることで生まれる
   新しい関係やアイディア、成果を得るために

是非一つアタマの片隅に置いてみて下さい。

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稗島 正樹 まさき@活き生きトレーナー
NLPトレーナー 
国際ニューロセマンティック協会認定メタ・コーチ

コミュニケーションプロセスイノベーター