『寒さが堪(こた)える』
もしかすると、うちの実家(石川)の方の
方言かもしれませんが、
寒くってしんどい、つらい
と言うのを子供の頃
じいちゃんやばあちゃん良く聞きました。
当時の金沢は雪が沢山降っていましたし
ときには、一面の銀世界&路面凍結も
ちょくちょくありましたから、
文字通り、寒かったんです。
そしてまた、台所や作業場の暖房も
十分ではなかったでしょうし・・・
で、子供は風の子よろしく
この歳(40歳)になるまで
『寒さが堪える』ことはありませんでした。
ただ、単にそれほど強烈な寒さの
土地に行ったことがなかった
そう言われれば、身もふたもありませんが・・・
しかし
今年の冬は、もしかすると
今年の僕は・・・違いました。
『寒さが堪え』ています。
過敏になってしまっている右半身が
イタいやら、しびれるやら、冷たいやら
僕、史上最高の大騒ぎです。
今から考えれば、うちのばあちゃんも
『寒さが堪え』ていたとき
実際の寒さもさることながら
身体の節々や、血行の善し悪し
いろいろあったのだろうなぁと
歯40にして、やっと、その「堪(こた)える」の
感覚を見知ったところです。
今は、幸いにして、
自分を見つめる、自分の身体の声を聞く
という、余裕やその方法を
身につけました。
単に、数分、
自分のイタいところ、しびれるところ、冷たいところに
意識を向けるだけです。
若いときには、きっと、
「なんで、イタいんだ
なんで、しびれるんだ、
なんで、つめたくなるんだ」
と責めていたかもしれません。
イタさも、しびれも、冷たさも
自分が自分に何かを伝えるための
メッセージに違いありません。
なにしろ、基本的に
脳は快を追求し、苦痛を回避するという
性質があります。
その脳が、わざわざ、苦痛にあたる
イタさ、しびれ、冷たさを
感じさせるということは、
なにか、それ以上のおトクが
無いはずがないじゃないですか(笑)
いずれにしても、これから、寒さは本番
体調を整えるには、
自分の身体とのコミュニケーションも
大切です。
頭と体と心は、一つのチームのようなもの。
頭ばかり、突っ走っていませんか?
身体ばかり、無理をしたり、暴走したりしていませんか?
心ばかり、頭と身体の不和を嘆いていませんか?
どれかにピンときたら、まずは、身体の声から
聞いてみませんか?
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稗島 正樹 まさき@活き生きトレーナー
NLPトレーナー
国際ニューロセマンティック協会認定メタ・コーチ
コミュニケーションプロセスイノベーター