「ポジティブに物事を考えよう!ポジティブに、ポジティブに」
こんなことを言われると、
無意識的に気付くことがあります。
「・・・あ、いま、ボジティブじゃなかったんだ」
そして、
「ボジティブにしなくちゃ!」と。
”ボジティブ”というとき、「前向き、楽天的」
と言う意味で使われますが、
“ポジティブ”の押し売りを
したりされたりして、自分にガッカリしたことも
ありませんか。
カタカナの「ポジティブ」と言う言葉には、
「前向き、楽天的」の要素が強くあります。
そして、さらに「いいことだ」という
隠れた意味も加わり出します。
そして、さらに、
「ポジティブでないからダメなんだ」
というような、非ポジティブを
排除するようなアイディアも
ときには、入ってきます。
笑い話になりそうですね、
「ポジティブ(肯定的)」なのに周りを肯定しないなんて・・・。
もっとも、いつもポジティブが
強要される訳ではありませんが、
ときに、「今、前向きでありたい、合って欲しい」と
思っているときには、他者に、
「ボジティブ」を強要してしまうことが
ありそうです。
ここまでお伝えしたように
「ポジティブに考える」ときに、
・ポジティブになろうといって、今の自分にマイナスをかけて(×)いたり、
・ポジティブではない、といって今の考え方を排除(-)していたり
・ポジティブでなければならない、といって、ポジティブを押しつけ(+)している
これを、自分自身で相手に対して、
ときには、そんなに乗り気でない、
自分に対して、しているときに、
違和感や、反発を招きます。
そもそも、「ポジティブ」が
「前向きに、楽天的に」というアイディアを持つのは、
あくまで、現状のあるがままを「肯定」した
その上での事だろうと思います。
つまり、現状は現状としてうけとる。
たとえば、どんな困難な状況であったとしても
現状から目を背けず、現状を受け入れた上で
「今の現状からも、未来への
希望を見つける可能性があるし、見つける」
こういうことが、本当に「ポジティブ」に
考える事になるのでしょうね。
根底に流れるのは、「楽観」ではなく、
全ての可能性に対する、貪欲さ、粘り強さ
これが加わる(+)と、「ポジティブに考える」ことは
どんな状況でも、さらに私たちの役に立つ
そう思います。
「ポジティブ」に考えるはとても役に立ちます。
ただ、「ポジティブが役にたつ」を肯定的にとらえられない
状況や信念がそこにあるとき
そのことも、一旦肯定的にとらえることから始められれば
どんな風に考えていけばいいか、前向きな方向を
見つけることが出来ます。
そして、気付くかもしれません。。
究極的にに考えれば、
私たちは、もともと「ボジティブに発想する」存在だったのだ
ということに。
では。
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稗島 正樹 まさき@活き生きトレーナー
NLPトレーナー
国際ニューロセマンティック協会認定メタ・コーチ
コミュニケーションプロセスイノベーター