11月最後の緩い雨の後、
12月に入るやいなや、
いきなり冬を感じる寒さ。
やはり12月は紛れもなく"冬"であること実感。
ということで、
今回早めに用意した
冬用ジャケット。
オイル・ワックスされた
キャンバスコットンは、
硬くて重い。。
長年着こんでいくうちに、
自分の身体に馴染んでカタチづいてくるはず。
そしてよい感じに汚れて良い色と硬さになっていく。そんな無骨なジャケット。
そんなボケた虚ろな夢描いて購入した
この冬ジャケ。
暖かさと軽さだけを求めるのはつまらない。
そういう時はダウン着ればよい。
でもね、
楽に着たいばかりの歳も過ぎ、
今や、
「ちょっと面倒だけど好きだから」
と、抗うように生きたい歳頃。
冷たい風が吹けば、
マフラーではなくて襟立てて歩きたい。
なんつって。
ジッパーはTALON社製
そして首周りと
ジャケット内はリアルなムートン張りで保温性はグレート


袖の部分だけはムートン張りではなくて、
Pコートのような薄い中綿入りのキルティング。
B3やB6, D1のようなシープスキンジャケットならそのまんまなんで袖部分も内側はムートンだが、いかんせんコイツはキャンバスコットンの外装、ムートン張りされているのは腕部分以外。
最近のムートンは、
昔のムートンと違ってムートン自体の匂いが明らかに違う。
洗剤の違いなのか、工程の違いなのか、なにかしらのケミカル使用なのかわからないが、昔のムートンのほうが匂い自体は獣感があった気がする。
これ着てクルマ運転したら
硬くてね、
ジャケットが、ジャケットの形のまま、
普通に着ている位置より上に上がってきましたわ。要は首が見えない状態。![]()
はるか昔、ロンドンで買った馬革のクソ硬いライダースジャケットを思い出した。
アレはジャケットの形のまま床に立った。
ハンガー知らず、床に立つジャケット🧥。![]()
ここ数年、
仕事用に使っているFILSONの
オイルキャンバスのショルダーバッグが
漸くいい感じになってきた。
雑に使えば使うほどいい感じになる憎いヤツ。
この冬ジャケットも、
たまに乱暴に投げつけたり、
芝生で転がりまくったり、
雨ざらしにして着たり、
より雑に着込んで自分の身体に合うようにしていきますよ。
うっしっし。


