母音
(コトタマ学入門 より)
日本語を創生した私たちの遠い先祖(チベット周辺に集められた聖たち)は、
自らの内をしずめ、(深い瞑想)で、心の動きとなる元となる働きを探索しました。
そうしてまだ何も動き出さない元の状態、それに母音の5音をあてました。
心の中の宇宙も
ロケットで飛びだして探索する外の宇宙も
何もないのではなくエネルギーが充満しています。
その状態なや何らかの刺激が与えられると不可視のいくつかの過程を経て、現象として現れます。
つまり、母音の5音はまだ現象として動きだす前の基底にあるコトタマです。
例えば 息を吸い込み、アー イーと母音を長く発声しますと
音が変化せずにそのままの音が続きます。
この事からも基底にある先天(自然)の実体であることがわかります。
母音の持つ宇宙
母音5音には、それぞれの音が持つ空間から現れる精神構造があります。
これをコトタマ学では心の次元といいます。
う 欲望・五感
お 記憶・経験・知識
あ 感情・芸術・宗教
え 道徳・実践知
い 創造意志
これらの5つは別々に存在しているのではなく、
重なり合っています。
コトタマ学入門 島田正路 より
人の心はココロ
正にコロコロと変わります。
その時々で心の次元、いる場所がかわります。
上の図は平面ではなく、球体で入れ子状態になっています。
ウ
欲望や欲求が悪いわけではありません。
食べたり排泄しないと生きられませんし、生きる基本です。
しかし、いつもいつも心がここにいるのはいわゆる自己中ということになりますでしょう。
オ
成長の過程でいろいろと体験して学びますが、
自分の知識や経験の事ばかり言うのはバランスを欠きます。
ア
愛や感情、信仰も素晴らしいですが、利己的になったり、偏りすぎると人には理解されないでしょう。
エ
道徳は利他心をも含みます。
ウオアの次元を含む、より広範な次元です。
イ
創造意志は1人1人の中に創造する力(カミ)がある事を示しています。
ウオアエの4つの次元を包有します。
日本に住み日本語を話していますが、
改めて日本語(コトタマ)を学ぶと新鮮です。
新たに学ぶというより思い出していくのかもしれませんが![]()
次回はもっと詳しく書きます。
参考文献
コトタマ学入門 島田正路
パラダイムシフトを超えて はせくらみゆき



