午前中は好天だったのに、夜になったら雨……なんだかめまぐるしい天気ですね。
カラー&トークcafeるぺりえ茶房の中の人・カラーセラピストの北垣秀俊です。
昨日書いたカフェAreaさんは、書店にカフェを併設したお店でした。
いわば、
書店→ブックカフェ
という形態でした。
おそらく、少なからぬブックカフェは、この形態かと。
何しろ、新たに書店を始めようと思ったら、少なくとも2、3百冊は在庫を持たないと、取次も相手にしてくれないでしょう。
本は委託販売が基本とは言え、かなりの初期費用がかかります。
なのに、利益は定価の1割
1,500円の本で、150円の利益です。
1,500円の本が1日30冊売れたとして、書店の取り分は4,500円。
家賃や人件費考えたら、
大赤字
確定です。
個人でブックカフェをやるとしたら、こんな無茶なことはできない。
まぁ、書店は道楽と割り切って、飲食で稼ぐというならアリかもしれませんが。
では、どうするか。
カフェ→ブックカフェという形で移行するには、どういう方向性があるのでしょうか。
ここから先は、あくまでるぺりえ茶房の可能性として、という縛りの中での話です。
①専門ブックカフェ
多種多様な本を扱うには、まとまったスペースが必要です。
個人が、ましてカフェから業態転換するのに、そんなスペースは確保できません。
ならば、いっそのこと、お店(あるいは店主)のカラーを前面に出した選書をするブックカフェとしてはどうか。
私だったら、神話、歴史、心理学、教育あたり?
こういった分野の中から、店主がいいと思った本を入れています、みたいな。
幸い、トーハンさん(取次大手)も、新規開業サポートには力を入れている様子。
個性を前面に出してみるのもいいかもです。
②私設図書室or古書店&カフェ
個人的には、これがいちばんしっくりくるかなと思ってます。
閲覧用の本と売り物をどう区別して管理するかがアタマ痛いですが。
かなり回転は悪くなりますが、そもそもブックカフェが客の回転率を云々するのもどうなのかな、と。
回転率が悪い分は、他で稼ぐしかない。
物販の充実
相談・セラピーを前面に出す
フード、スイーツメニューの充実
など、できることはあるはず。
もうひとつは、価格設定。
これについては、次回考えてみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。