2023年12月23日(土)
続きです
先に祈祷の予約などをし宿泊料金と一緒にお支払いです
宿泊料金は二食付きでまさかの6500円です
なんていう安い設定なのだ
そのあとお風呂に入らさせていただいた
ひろーーいお風呂!!!
(PHOTO by きみちゃん)
木の蓋はこの間の三条の湯にそっくりだった
少しだけ開けてきみちゃんと入った
他にも人が入ってきて入れる分だけ蓋をあけた
シャンプーなどは禁止です
お湯で流すだけ
だけどこんな山の上でお風呂に入れるなんてありがたいですね
はじめて会った人たちだけど
今日この日に敬慎院に宿泊するというのは縁があったのだろうなぁ
お風呂出てから湯冷めは心配だったけど夕日を見にテラスへ行った
随身門が額縁のようでいい
アーベントロートはじまってきた
今日一日姿を見せてくれた富士山に感謝
最高の一日だったね
同じ宿泊の人もみんな来ていてとりあっこした
17:07 夜の食事の時間
こちらが食事です
魚やお肉などは出ません
普段からこのような食事がいいなと思いながらハンバーグなどを食べてしまっていますが
この時はほんとにそう思いました
今日一日に感謝して
このあと夜のお勤めでした
18時半からご開帳でした
いきなり本堂の奥の方へ案内していただいた
すごい奥の方だ
普段お会いできない七面大明神様と宿泊者はあわせていただけるのだそうだ
これは信者の方からしたらどれほどの栄誉だろうか
信者じゃないのに感動しました
そしてお経をあげてくれた若い上人
どこから出てるんだろうっていうぐらい大きな声でびっくりしました
ご開帳が終わり、一般にお参りするような場所へ移動
なんとホットカーペットが敷かれ、ストーブもたいてくれていました
足が悪い人のために椅子も用意してくれていました
なんて親切なのだろう
感動しました
夜のお勤めに参加です
わたしたちはひとり一冊お勤めのための経本を配ってもらい
目で追いながら上人が10名ぐらいが唱えるお経についていきました
微妙に読むところが違っていてなんというかロックな音楽のようにも聞こえました
大太鼓も2個鳴り響きとにかくすごい迫力
これは実際にここに聴きにきていただきたい
供養のお経をしていただいた
おかんとめりたのお父さんお母さんも祈ってもらった
そしてきみちゃんたちはプリンちゃんを祈ってもらった
上人に愛犬プリンと読んでもらえた
七面山にはずっと来たいと思っていた
まさかこのような形で登ってくるとは思っていなかった
私は当初ソロでテントで来ることを考えていた
まだおかんも亡くなる前、きみちゃんと来ようってなって延期になった
そして今回3人で登る時、テントか宿坊かと一瞬迷い、宿坊で泊まろうってなった
宿坊で泊まって本当に本当によかった
だってここは神域で、テント泊なんてありえない
そして、この宿坊に泊まらずして何が七面山だと言っても過言ではない
七面山は正直日帰りで行ける
だけど、あえて泊まってほしい
わたしは今も目を閉じるとあの寒い板の上でたくさんの上人が一斉にお経をあげている姿が眼に浮かぶ
薄い着物でお風呂まで走りお風呂から戻る時も走る上人たちの姿が浮かぶ
邪気が全くないような山上の世界で神と己に真摯に向き合うあの人たちは
今日も変わらずあの場所で祈っているのだ
そう思うと一瞬にして周りの空気が凛と澄む気すらする
またいつか、七面山に行きたいと思う
勤行が終わった後、希望した人はお寺の大切なものを案内していただいた
家康の側室のお万の方の手鏡
敬慎院裏の一ノ池から出てきた龍の爪
日蓮様のお骨(全国に分けて保管されているから米粒ほどもないと言われていた)
見学が終わり部屋に戻ると布団が敷かれていた
有名なロール布団というらしい
敷布団は全部つながっているけど掛け布団は3人で一枚という感じだった
つづく
Don't Worry be HAPPY♡