2016なつやすみ立山~新穂高縦走⑫5日目:その先へ!!の巻きの続きです
何時に目が覚めたかな?
黄色丸の箇所にテント張って熟睡できました
2016年8月11日(木)縦走6日目の朝がやってきました
トイレも三俣山荘内のそこで寝てもいいってぐらい美しいトイレを利用させて頂き
とっても快適でした
感謝の気持ちでいっぱいです
テント撤収して出発!
大変お世話になりました
今日の行程はこちら
三俣山荘テン場を出発し、同じく今日笠ヶ岳テン場を出発するおとうさん&まりちゃを迎えに行くという作戦です
おらっち目標ルート拡大図はこちら
無事お迎えできたら双六テン場に戻ってきます!
4:50 まずは三俣蓮華岳へ出発!
振り返って鷲羽とその直下に三俣山荘、そしてテン場
5:35 三俣蓮華岳(2841.4m)
「さんどめのとうちょでつ!」
笠が見えます
もう歩いてるかな??
まりちゃの記事をみると(こちら)ちょうどこの頃、笠のテン場を出発したようです
今日も素晴らしい天気になりそう
今日のご来光は雲の中
左から水晶・ワリモ・鷲羽
もうちょい左みると、一番左に薬師、薬師の右側奥の方に大日・奥大日・立山も
黒部五郎
これから歩く縦走路
双六までずっと気持ちのいい道が続きます
「JG1LRK入感ありますか~!!!」
JG1LRKはまりちゃの無線のコールサイン
入感ありますか?とは聞こえていますか?という意味です
途中でまりちゃと無線で少し繋がりましたが継続するにはきつい感度でした
山的には見えてるのになーーー
あんまり届かないんだなぁと思いながらオフにしました
ここにいるイワギキョウ、いつも癒される
久しぶり
イワギキョウといえば、喜作新道のとある場所にいるイワギキョウ、元気かな
祖父岳で捻挫して、もう無理か、と思ったけれど
テーピングしてもらって歩けて、ロキソニンが効いて痛みも感じなくて
そしてここから縦走路を見た時、
涙がとまらなかった
まだ歩ける
そう思えたことが嬉しくて神様に感謝したっけ
6:45 双六岳(2860m)
「さんどめのとうちょでつ!」
ここからみる槍ヶ岳は最高にかっこいい
もうすぐまりちゃたちとこの景色をみることができる
そう思ったらわくわくした
「JG1LRK入感ありますか~!!!」
双六山頂から無線でちょっと繋がった
双六小屋で牛乳飲んでテント張らずにそのまま出発するねと連絡した
7:35 双六小屋
「とうちゃこでつ!!!」
「ぷっはーーー!!!でつ!!!」
「ぎゅうにゅじゃなかたの?」
「ぎゅうにゅのもとおもてたでつけどねくたーだいすきでつ!!!」
「あたちもよ!!!」
「まりたにぎゅうにゅだけのんでしゅぱつするてゆたのにかれーたべちゃたわね!」
「おなかぺこぺこだたでつ!!!」
「あたちもよ!!!」
テントを張っている時間がもったいない
もうこのままいっちゃお!!!
8:05 出発!!!
「JG1LRK入感ありますか~!!!」
あちこちでトライしてみた
ちょうどこの子を発見した時はいい感じで繋がれてたかな?
鏡平がみえる
鏡平小屋のかき氷、たべたいなー
9:10 弓折乗越
前ふくちゃんとここ通ったなぁ、懐かしい!!
そしてここから先、笠方面へは初めて歩きます
わくわくするね
9:20 弓折岳(2592m)
「ゆみおりだけはちょとはずれたとこにあたでつよ!」
向こうからふたりがやってくる!!
確実にやってくる!!!
ずっと目をこらしながら歩いてた
あ!みっけた!!
ここ!!
視力2.0のおらの目にはこうみえる
「視力2.0ではなくって3.0はあるのでは??!」と驚かれた
実際2.0までしか測れないらしいのでもっとあるかもしんない
9:55 大ノマ乗越
10:05 ついにその瞬間がやってきた!!!
いた!!!
ママ、いた!!かくれてた!!!(Byラピュタ)
「やっほー!!!」
(まりちゃPHOTO)
今回は2回撤退している双六岳へ3回目の挑戦!
そして更に倍率ドンで笠新道からの笠経由での双六岳への挑戦!!
もうここまできたら絶対に双六岳への登頂は成功したも同然だ!!
大丈夫!!絶対いける!!!
すっごく嬉しかった!!
合流地点でハグ
おつかれさま!!!
「ここで休憩しよう!!」
ちょうど合流地点がいい休憩地だった
かなり軽量化をがんばってるのを知ってた
だから絶対ばにゃにゃけきはないと思ってた
なのに!!!
「ぼくがせかいでいちばんすきなばにゃにゃけきもらたでつよ!!!」
「あたちもよ!あたちもせかいでいちばんすきなのよ!!!」
「あい!!!うれしとでつ!!!」
すごく嬉しかったアリガトウ
まりちゃは今回、わたしが縦走予定を変更して迎えに来ることを懸念していた
本当だったら読売新道をやったあと水晶に泊まり、翌日、記事でいうとこの日、
三俣にテントをデポして空身で黒部五郎をピストン
翌日に高天原をピストン
そしてそのあと槍、
その翌日大天井で、
最終日中房に降りるというものだったが、
行ったことない高天原はじっくりまた別の機会に行けばいいし、
黒部はもう行ってるし西鎌もやってるし表銀座はそれこそ何度も通っているから
なんか10日間山にいる為に無理やりコースを設定した感じだった
だから読売新道までは完璧な計画だ!と思っていたけど
それ以降に関してはいまいち新鮮味にかけるというか、なんかなぁという感じだった
そこにきて2度撤退している鬼門である双六に仮想家族のふたりが挑戦する
となれば
お出迎えして一緒に双六岳に行きたいと思うじゃないか!!!
おとうさんとまりちゃが笑顔で笠からやってきた
わたしはとってもとってもしあわせだった
うし!
あとは進むだけ!!!
つづく