さて４日目（８月１１日月曜日）
薬師峠キャンプ場から黒部五郎のテン場までです
４日目コース詳細です
コースタイム
（※黒部肩から山頂往復時間はこれには含まれていません）
夜はよく寝れた
４日目は黒部まで行かなくてはいけない
長期山行となると判断しなくてはならないタイミングがいくつかあると思う
今回の山行で考えられるエスケープルートは
④折立へ降りる
⑤双六から降りる
⑥槍から降りる
である
４日目の朝の時点で
④折立へ降りる
の選択をどうするか判断しなければならない
実は今回の山行
ひとつだけ気がかりなことがあった
ゆうちゃんのことだ
集中治療室で頑張っているゆうちゃん
容態はどうなのか
その確認を１日目も２日目も電波がなくて取れず
やっと３日目北薬師手前のところで電波を拾い
まーくんから連絡がないという吉報を得る事ができていた
ところが薬師のテン場はまた電波がなかった
そこで折立へ降りるかどうするか一瞬迷った
駄菓子菓子
私は決めた
先へ進む！！！
連絡もないのに自ら山を降りる事は
ゆうちゃんを信じてないも同じ事だった
私は信じる！！！
朝、３時に起こしてくれとようちゃんにお願いしていたけど
気がはっていて２時に目が覚めてからは二度寝をしようにも１５分おきに目が覚め
いい加減２時４５分に起きる事にした
そっから朝ごはん食べてテント撤収して４時には出発準備完了した
今までで最速だったかな？
やる気満々
ハリーも起きてきて、ようちゃんも起きてきて
焦ってたようちゃんがかわいかったなぁ
私はふたりより足が遅いから先に出発させてもらった
「のんびり行ってるから」
4:50 薬師峠キャンプ場出発
振り返ると
朝焼け！！！！！
こんな景色が見れるなんて思ってなかったからすごくうれしかった
歩きやすい木道を歩いていくと見えてきました
太郎平小屋
何度も振り返ってしまう
5:05 太郎平小屋からみた朝焼け
雲の上に二つトップがみえるのは水晶
「あさやけでつ！」
ここから雲ノ平へ行く人と黒部へ行く人と別れる
左へ行けば雲ノ平
黒部へは直登だ
5:15 太郎山（2372.9m）
振り返ると既にだいぶ歩いた感あり
いい感じだ～
ようちゃんとハリーが追いついてきて３人で歩き始めた
ガスがきれ、薬師がみえた
昨日まったく姿がわからない状態でだけどわかったのは
薬師はでかいという事
実際姿が見えてみてその想像以上の雄姿に感動した
目の前にはこれから登る北ノ俣岳（上ノ岳）
雲ノ平山荘がこぴっと見えた
北ノ俣岳への登りは最高だった
お花畑！！！！！(≧∇≦)／
あまりに綺麗すぎてなかなか先に進めない
「おはなばたけでつ！」
ぽんちゃんもこの数日間シェルターに入ってたけど
今日は天気が穏やかで外に出ることができたよ
薬師の奥に
ギザ！！！！！！！！！
さすがだよね
オーラが半端ないよね
赤牛
かっけー！
読売新道もいつか歩きたい
水晶
鷲羽
三俣
双六
そして
黒部五郎！！！！！！
今日登るでかい山
どうみても急登だ(;ﾟ;ж;ﾟ;)ﾌﾞｯ
6:55 北ノ俣岳（上ノ岳）（2661.21m）
北ノ俣岳は富山県側の古来からの名称で上（かみ）ノ岳と呼ばれているらしい
また新・花の百名山に選定されてるんだって
どうりであの素晴らしいお花畑♡(＊´∀｀＊)
この山はただ通り過ぎるだけの山のつもりでいたけど、とても素晴らしい山でした
眼下に見えるのは有峰湖
そこからの飛越（ひえつ）新道ってので避難小屋泊しながら黒部行くのもいいな～
「さんとさんかくてたちでつ！」
北ノ俣出発前に
ギザ！！！(≧∇≦)／
向こうに笠
笠が見えたとき笑えてきた
岐阜が近づいてきたと実感
鷲羽がだんだん角度を変えてくる
おもしろい
一歩一歩自分の足で歩くっていいな
ここでようちゃんに「あそこが三俣だね～」というと
よ「え？どこ？！」
私「ん、あのコルんとこ、ようちゃんが今日行くとこだよね」
よ「………。あはははははは！！！！！！！まじでか！！！！！」
私「まじでしょ」
よ「あんな遠いんか！！！！！」
私「だな」
ハリー「そうだね」
よ「あはははは！！！！！笑えるな！！」
本当に目標がまさかあんな遠くだとはね
真横じゃん！(≧∇≦)／
うけるな
あ～、山歩きってたまらんね
次目指すは赤木岳（巻くんだけど）
7:40 赤木岳（2622m）
巻いてるんだけど道標あった
とここでうちら休憩してさぁ出発しようかってところで
後ろからおじさんがやってきた！！！！！！！！！！
(≧∇≦)／
昨日スゴから薬師テン場まで一緒で
おじさん達ふたりは太郎平小屋泊だったんだけど
おじさんのパートナーは仕事があるから折立から降り
おじさんは黒部へ向かっていたのだ
「おじさん！！！！！！！！！」
「一緒に行こう！！！！！！！」
ここから先はハリー・ようちゃん・おじさん・私の四人パーティーだ(≧∇≦)／
つづく