白馬三山縦走♯1②いちにちめ | ぽんたの山行食育日記

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キジトラのお母さんにゃんこと超茶トラのこども4にゃんと生活しています。にゃんこたちに元気でいてほしい親バカブログです。記事にはにゃんたちのこと、登山のことなどを書いています

白馬は何回かスキーとボードで来たことがあった。

生まれて初めてスキーをしたのは八方尾根というスキー場。

めちゃうまい友達にいきなり山頂まで連れて行かれ、

崖っぷちで「ハの字でとまる!!!」と教わり

死ぬでしょ!!!

と思いながらも視界に入ってきた神々しい山々。

サンちゃんとも来た。

まだ『私をスキーに連れてって』ばりのウェアだった頃で、

写真を見返すのが恥ずかしくなるが、

サンちゃんと一緒に写真を撮った背後に写っていた神々しい山々。

みっこいとも来たな。

仲間のひとりが骨折したのをよく覚えているけど、

その時も背後には今から歩くであろう山々がいたのだ。

ここ『白馬五竜スキー場』はなぜか縁がなく一度も来なかった。

そのスキー場の玄関口『エスカルプラザ』の駐車場で車中泊をした。

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どう頑張っても、テレキャビンという名のゴンドラが動くのが

7:30

いつもの山行ならありえない程ゆっくり寝れるのはありがたい

駄菓子菓子

それでは困るんだよ!!!

っていうのも、

1日目でどうしても五竜岳に登頂する必要があった。

下記地図を見てほしい。

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テレキャビンで8分

そのあとリフトで8分

めちゃめちゃスムーズにいっても登山口に着いた時点でスタートが8時頃になる。

そっからテン場である五竜山荘までコースタイムで5H40m。

コースタイム通りに行けたとして山荘に着くのが13時40分。

テン場がだだっぴろいわけじゃないんだからテント張ってから五竜岳目指すとして、

ちょっぱやで張ったとしても五竜へ向かう時間は14時。

14時といったら、

もうおとなしくしていなさい

の時間帯だ。

山は14時以降から雷雲がやってくる可能性が高いからね。

五竜へ行けるのかどうかは登山開始時間が決められてしまっていた時点で不安だった。

ま、行ってみるしかないね。

全然並んでいなくて、スムーズにテレキャビンに乗った。

しかも7:00運行開始だった!

案内では7:30て書いてあったけどなぁ。。。

と思いつつラッキー(≧▽≦)

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リフトに乗り換えのんびり

足元にはたくさんの高山植物があったよ。

登山者じゃなくてもお花畑が楽しめるところになっているみたい。

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7:45 登山開始

ほどなくしてケルンのような記念碑

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地蔵の頭

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小遠見山まではトレッキング扱いのようだ

だから重装備じゃなくっても家族でここに来てみたら楽しいかも

写真みにくいけど、小遠見山まで75分と書かれている。

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登山道も穏やかだ

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8:00 見返り坂

山と高原地図内に表記されていない道標はテンションあがる。

やはり『区切り』はありがたい。

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振り返ると先ほどのケルンが遠くに見える

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8:25 一ノ背 髪

かみ?

どういう由来だ。。。

それより、一ノ背ってことはアップダウンがいくつか続くってことだ。

一ノ峰とかと同意だな。

で、こっから小遠見まで35分だって。

やぱ登山しない人でも景色を見せに連れてきてあげるのにいいとこだな。

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毛糸の糸くずでできたようなかわいい花が!

これは高山植物か?

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8:40 二ノ背 髪

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8:55 小遠見山(2007m)

ここからの眺望はまさに360°の大眺望です

と書かれていた

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残念ながらまったく何も見えない

ここまで歩いてきて何も見えないなんて何が楽しいんだって思う人もいるだろう

そりゃあ大眺望はみたい

でもいいのだ

気温、風の吹き方、下界からの音、

いろんなことがさっきまでとはまるで違うのがわかる

そして

運が良ければ

ふっと山の容がみえる瞬間がある

その瞬間というのは

わたしの中では晴天の大眺望にも勝る

眺望なのだ

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今回の山行は

やめようかと思っていた

かわいい甥が他界し

山なんて登ってる場合じゃない

登ったとしてもうわの空で滑落とかするかもね

だけど

かえちゃんは楽しいのがすきと

ママが言っていた

パパとママはかえちゃんに帽子とリュックと靴を持たせ、

たくさんの人がおやつを持たせた

わたしはあさくまのコーンスープを持たせた

1人前のところを∞人前と書き換えた。

おかわり自由!!!

かえちゃんをいつか山に連れて行きたいと思っていた。

一緒にハイキングに行くのは今だ

だから

わたしは山行を遂行することにした

そしてこの景色のない中

気温だったり風だったり音だったりいろんなものを感じるように

わたしはかえちゃんを感じたんだよ

帽子をかぶり、おかしを詰め込んだリュックを背負い、

パパに「このおやつはこうやって食べるんだよ」と教わったおやつを

いつ食べようかとわくわくしながら

のそのそ歩く私を先導するように軽快な甥っ子が

間違いなくそこにはいた

「トレッキングコースはここまでだ、こっからは本格登山道だぞ!ついてこれるのが?!」

そう聞くと

満面の笑みで

「へむ!!!」

と聞こえた

気がしたんだ






1日目が長くなってしまた。。。

つづく!