インタビューテストを導入すれば | 英語の苦手を明るく克服する♪

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日本語を教えながら学位を取るというプログラム(Educational Exchange Program・・・残念ながら今はありません)を通じ、アメリカの大学院に留学したのですが、大学に派遣される直前に、プログラムの参加者は2ヶ月間みっちり、日本語教授法の授業を受けました。

 

場所はペンシルバニア州ブリンマー大学。津田塾大学を創設した津田梅子氏が在籍していた学校です。ブリンマーはフィラデルフィア郊外の高級住宅地。町全体が公園のようで、とても美しいところでした。

 

日本語教授法は、今は亡き、日本語教育の権威のエレノア・ジョーデン博士直々によるもので、実際、主にその教授法で教えている日本語の先生2人がメインの、本物の日本語がまったく初心者の生徒10人弱を教えるのを教室に設置されたカメラを通して、ジョーデン先生が解説していくのです。

 

プログラム参加の仲間たち、約40名、その2ヶ月間のあいだにそれぞれが2回、授業をし、フィードバックを受け、他の日本語教育のゲストの教授陣の講義も同時に受け、教授法を習得していったのです。

 

 

2ヶ月間、実際生徒がみるみる上達していくのを目の当たりにしました。

 

英会話学校で教え、そして日本語教育能力検定も持っていて、外国語を教えると言うことに、少なからずも自負してたのですが、全く違ったアプローチで、まさに目からウロコで、今までのはいったい何だったのか、と、少々打ち砕かれた感覚でした。

 

ビジュアル・エイドを有効に利用するインターアクティブな授業。テキスト"Japanese the Spoken Language"の構成、説明がすばらしい。

学生は前もってテキストを読んでおかなればなりません。

 

この教授法の授業で学んだことのひとつに、テストの方法があります。

大学で授業をするわけなので、もちろんテストがあります。

ジョーデン先生の教えは、インタビューテストをすること。その会話を録音してグレードをつけます。

 

中間、期末テストがインタビュー・テストだと、必然的に日本語が話せるようになりますよね。(日本語は難しいので、脱落者が多かったのも事実ですが。。。。反対に日本人にとって、まったくかけ離れた語族の英語も難しいのです。)

 

実現可能かどうかは別として、日本の学校のテスト、受験に、もしインタビューテストがあれば、勉強のしかたも頑張り方もかわり、英語を話せる日本人の人口が増えるのになあ。。。。。と、思うのです。



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