先々週の土曜日に大宮と対戦したアビスパは、セットプレーで先制しカウンターから追加点を奪うという理想の展開で2-0で勝利した。
15位の浦和と勝ち点差11と残留に向けて非常に厳しい状況なのは依然として変わらないが、残り6試合に強豪との試合はなく、新潟、浦和、山形といった残留を争う相手との直接対決が多く残っているため全勝すれば残留の可能性はある。
「全勝なんて無理」と思う方もいるかもしれないが、個人的にはミッション・インポッシブルだとは思っていない。
なぜそう思うかを説明するためには、まずは「下位に沈むチームはなぜさらに勝てなくなるのか」を簡単に説明する必要がある。
得点がなかなか奪えず失点が続くと、後ろの選手達は「失点しないように」と考えてペナルティエリアの近くに張り付き、前の選手達は「点を取らないと勝てない」と考えて前への意識をさらに強くする。
これによってもちろんコンパクトな陣形など作れず間延びし、セカンドボールは拾われ、前の選手は強引に仕掛けては奪われてカウンターを浴びることとなる。
昨年の湘南がまさにこの例で、DFラインはペナルティエリアの目の前から動けずバイタルエリアを自由に使われて失点を重ねていった。
だが、今のアビスパは違う。
背水の陣で挑んだ広島戦に勝利したことで自信を取り戻し、最終ラインは高くコンパクトな陣形が保てている。
コンパクトであるということは自ずと攻守の切り替えも早くなり、それによって大宮戦の2点目のような綺麗なカウンターが決まったのである。
また、簡単に決まったように見えるそのシーンで、連携が深まっていることが確認できる。
中盤でボールを奪い、FW城後が右サイドを駆け上がるMF田中(佑)にパス。
スカパーの映像ではここから田中を写し、田中のクロスに城後が飛び込むという流れだが、写っていない部分にポイントがある。
城後が田中へパスを出すシーンでは田中から見て城後がニア、成岡がファーにいる。
だが、ここから田中(佑)がドリブルしている間に城後と成岡はクロス。
シュートのシーンでは成岡がニアに、城後がファーに飛び込んでいるのだ。
クロスし、DFの視界に入りやすいニアに成岡が飛び込んだことでマークは成岡に2枚、城後には1枚のみとなり得点が生まれた。
このように今のアビスパは攻守共に良いリズムで戦えていることから、残り全勝の可能性もあると考えるのだ。
明日の相手、仙台は運動量の豊富さとサイド攻撃、攻守の切り替えの早さが特徴のチームだ。
アビスパは好調のMF松浦が大宮戦の不可解な判定によって出場停止となってしまったが、仙台もエースのFW赤嶺が出場停止と条件は同じである。
運動量が持ち味の仙台を上回るだけの運動量を見せ、球際では厳しくいく。こういった基本的な部分を大事にし、セットプレーやカウンターから先制点を奪うことができれば有利に試合を運べる。
現在リーグ戦5連勝中で5位に位置する仙台は、残り6戦で最も難敵だといえよう。
アビスパに残り試合を全勝するだけの力があるのか、この試合が試金石となる。
Android携帯からの投稿
15位の浦和と勝ち点差11と残留に向けて非常に厳しい状況なのは依然として変わらないが、残り6試合に強豪との試合はなく、新潟、浦和、山形といった残留を争う相手との直接対決が多く残っているため全勝すれば残留の可能性はある。
「全勝なんて無理」と思う方もいるかもしれないが、個人的にはミッション・インポッシブルだとは思っていない。
なぜそう思うかを説明するためには、まずは「下位に沈むチームはなぜさらに勝てなくなるのか」を簡単に説明する必要がある。
得点がなかなか奪えず失点が続くと、後ろの選手達は「失点しないように」と考えてペナルティエリアの近くに張り付き、前の選手達は「点を取らないと勝てない」と考えて前への意識をさらに強くする。
これによってもちろんコンパクトな陣形など作れず間延びし、セカンドボールは拾われ、前の選手は強引に仕掛けては奪われてカウンターを浴びることとなる。
昨年の湘南がまさにこの例で、DFラインはペナルティエリアの目の前から動けずバイタルエリアを自由に使われて失点を重ねていった。
だが、今のアビスパは違う。
背水の陣で挑んだ広島戦に勝利したことで自信を取り戻し、最終ラインは高くコンパクトな陣形が保てている。
コンパクトであるということは自ずと攻守の切り替えも早くなり、それによって大宮戦の2点目のような綺麗なカウンターが決まったのである。
また、簡単に決まったように見えるそのシーンで、連携が深まっていることが確認できる。
中盤でボールを奪い、FW城後が右サイドを駆け上がるMF田中(佑)にパス。
スカパーの映像ではここから田中を写し、田中のクロスに城後が飛び込むという流れだが、写っていない部分にポイントがある。
城後が田中へパスを出すシーンでは田中から見て城後がニア、成岡がファーにいる。
だが、ここから田中(佑)がドリブルしている間に城後と成岡はクロス。
シュートのシーンでは成岡がニアに、城後がファーに飛び込んでいるのだ。
クロスし、DFの視界に入りやすいニアに成岡が飛び込んだことでマークは成岡に2枚、城後には1枚のみとなり得点が生まれた。
このように今のアビスパは攻守共に良いリズムで戦えていることから、残り全勝の可能性もあると考えるのだ。
明日の相手、仙台は運動量の豊富さとサイド攻撃、攻守の切り替えの早さが特徴のチームだ。
アビスパは好調のMF松浦が大宮戦の不可解な判定によって出場停止となってしまったが、仙台もエースのFW赤嶺が出場停止と条件は同じである。
運動量が持ち味の仙台を上回るだけの運動量を見せ、球際では厳しくいく。こういった基本的な部分を大事にし、セットプレーやカウンターから先制点を奪うことができれば有利に試合を運べる。
現在リーグ戦5連勝中で5位に位置する仙台は、残り6戦で最も難敵だといえよう。
アビスパに残り試合を全勝するだけの力があるのか、この試合が試金石となる。
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