我先に息を切らして「足利の大藤」に群がるカメラのナイスショットに、いきなり走って動脈硬化なんて何のその
誰かのコンサートや花火に「感無量」だと人間が壊れている
「もう流れダネ」って、開きっぱなしの財布も気にしない
感受性の淡白な私によれば
浅草寺や京都嵐山などの定番は「一度行ったらもう十分」なのに
人混みの中に何度も行く人の「感動」が分からない
福岡にも北九州に「感動の藤棚」が有るが、一度見たら「もう十分」
いちご狩りも大量に食べ放題を満喫して、もう「結構」だ
来年また行くかと言えば、「もういい」
東京の原宿通りも何度も行ったが
メディアに煽られて行っただけで、何も感動せず、ただ異国の怪しい外国人が商売しているだけの話し
インチキ芸能事務所が声掛けてくる時代でもないし、クレープなんて何処にでもある
海外旅行もパンフレットやガイドブックに魅了して行くのだが
シンガポールの「マリーナベイサンズホテルの屋上のプール」もガッカリするほど「小さく」、あちこちから集まった異国の人の体臭で異様なプールで「温泉」のようだ
一方では、ハワイは観るところが沢山あるので「何度も行かないと」いけない場所だし、ディズニーランドは1週間有っても、回りきれないから、何度も行きたい所だろう
日本も広い
世界も広い
観光地も無限大なのに
相も変わらず「ワン・パターンの観光場所」が電波媒体でクローズアップされる
「カネの欲に仕掛けられた蟻地獄へ
ようこそ」
後半のゴールデンウィークには
「この媚薬を飲みませんか?」と旅行会社が最後のマジックを煽っている