小さな命 | さなじゅんオフィス

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小説「売春婦を愛した男」や「運は学歴に勝る」他



昨日のことだ
いつもジョキングしたり歩いたりする大きな公園
ここはよく太ったカラスがたむろしている


遠い昔のこと
大きな「ミミズク」が昼間に3羽のカラスに襲われ空中戦を繰り返していた
誰が考えても卑怯なやり方だ


暫くして私のマンションのベランダが大きな音を立てたかと思った瞬間
このミミズクが落ちて来た
すぐさっきの奴だと気づき助けてやりたいと思ったのだが手が出せない


何とか守ってやろうと思う私の気持ちを知らず
最後の力を振り絞ってそのミミズクは飛び去った
その後どうなったのかはわからない


それから私のカラスに対する「仇」の心が芽生えて
公園で睨みを効かせるこのカラス群に対抗している
カラスをイジメたら仕返しされると言うが「ミミズク」の思いを知らしめる


そんなカラスは私を見れば逃げていくのだが
昨日の公園で小さな猫の声がするではないか
公園では役所が避妊手術を余儀なくしているから赤ちゃんが産まれるはずがない


私が振り返った瞬間だ
あの憎っくきカラスが子猫を口ばしでつついている
瞬時に追い払って見たらそこには生後1カ月ほどの赤ちゃん猫だった


2匹いたが1匹が手足に負傷を追っていて血が流れていた
もう死んだのではないかと恐る恐る見ると頑張って自力で立ち上がった
勇気のある奴だ


もう1匹は私の右手に乗って安心していた
しっかりしがみついていたのだがどうすることも出来ず
安心出来る場所に運んだやった


ジョキングや散歩を楽しむ人に「この猫を飼える人はいませんか?」と
声を掛けたのだが皆一同に「気の毒だ」と言う
この公園には避妊した猫用にあちこちに猫の小屋が設置されている


そこに移動してあげて、あのカラス野郎に狙われないように小枝を散らばしたのだが
私に出来ることはそこまでだ
「頑張って生き残れよ!」そう言うしかなかった


この公園ではむやみに猫に餌をやってはいけないと書かれているのだが
必ず何組かの夫婦が猫に餌をやっている
複雑だが殆どの人が見て見ないフリをしている


幸いにもこんな人を見かけてこのことを伝えた
猫に餌をやってはいけないのだけど猫の立場から言えば感謝の人だ
さっきの子猫の場所を聞かれたので何とか助けて貰えないかと思いながら帰路に着いた


途中何匹かの猫に「お前ら助けてやってくれ」とそばに置いたのだが
臭いをかいですぐ逃げてしまう
考えて見れば避妊手術しているから助けようにもおっぱいが出ない。(´д`lll)


結局は置き去りに・・・
スポイトでミルクを飲ませないと無理な身体だ
それにしても無責任に「邪悪な心の飼い主」がそっと捨てて行ったのだろう


そして今日
小さな命を見るには心が痛かったのだが
猫の小屋をのぞいてみた


もぬけの空っぽだ
昨日のあの猫大好きな老夫婦が恩人になったのだろうか?
それともあの憎きカラスが食べてしまったのかわからない


死骸はないのでホットはしたのだが「小さな命」だ
私が子供の頃なら迷わず家に連れて来て「飼い主」になるのだが
天敵はカラスであり平気で命を捨てようとする人間でもある


いずれにしても私のカラスに対する仇打ちの気持ちに火がついた
フクロウ(ミミズク)も子猫も何も悪いことをしていない
弱肉強食はどこの世でも非情だ