玉ねぎの定植 | あるオバさんの平均的生活

あるオバさんの平均的生活

18歳の時、日本の女性の平均身長・体重が自分の数値と一致。それからオバさんになる歳まで平均的な人生を送ってきた。そんなオバさんの個性的に生きたいというあがき、「となりのトトロ」の「カンタのおばあちゃん」のようになりたい、と思っているオバさんのブログである。

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アラカンな私が、平均的な生活をずっと送ってきたので、この歳で少しでも個性的な生き方をしてみたいと、始めたブログです。

 

野菜の話が多いかと思います。詳細はプロフィールをご覧ください。

 

今年の9月に玉ねぎのタネをまきました。

 

スクスクと大きくなり、早生品種の玉ねぎは立派な苗に成長したので、先日定植をしました。

 

植物には育ちが早い品種の早生(わせ)品種と育ちが遅い晩生(おくて)品種があります。

 

また、中間くらいの育ち方をする中生(なかて)もあります。

 

玉ねぎの場合、早生品種は春にスーパーに並ぶ「新玉ねぎ」のことを指します。

9月頃にタネをまき、翌年3月頃から収穫できる早生。

 

同じく9月頃にタネをまき、翌年6月頃に収穫できる晩生。

 

同じ玉ねぎですが、できる速さが違うのです。

 

野菜を作り始めた時、これがわからなくて、適当にタネをまいていたら失敗ばかりしておりました笑い泣き

 

で、玉ねぎは早生は収穫した年の秋頃までしか保存できませんが、晩生は冬まで保存できます。

 

なので、1年中玉ねぎを食べるためには、早生と晩生を育てる必要があります。

 

秋が深まっている今頃は早生は腐るか芽が出てしまうかのどちらかの状態となり、食べることができなくなってきています。

 

でも、まだ晩生は全然大丈夫なのです。

 

それでも、来年2月頃から晩生もだんだん調子が悪くなってきます。

 

その頃には先日定植した早生が収穫できるようになるので、1年中玉ねぎが手に入る、というわけです。

 

まあ、計画通りにはなかなかいかないのが現実ですが……

 

今年は5月中旬くらいまで寒くて早生が育たず、小さな玉しかできませんでした。

 

昨年は、選択した晩生の品種が原因不明の腐敗してしまうということがあり、玉ねぎ不足になってしまいました。

 

なので、今年は、早生を1品種、晩生を3品種と品種の数を増やしてみました。

 

うまく行くと良いのですが……

 

早生だけでも200個近い数の苗を植えつけました。

おそらく晩生はその3倍近いと思われます。

 

売られているタネは同じ大きさの袋に入っていますが、タネの数は種苗会社によって異なります。

 

また、全部のタネから芽が出るわけでもないので(発芽率はだいたい80%くらいが標準ですが……)個数は変わります。

 

更に苗になるほどの大きさになるかどうかは個体によって異なりますし、途中で害虫に食べられることもあるので、定植時の個数はまだわかりません。

 

定植後も、定植時に大き過ぎた苗は冬が越せませんし、小さすぎる苗は玉が大きくなりません。

 

途中、虫や獣に傷つけられるなど被害を受けると玉を作らずお花を咲かせる、いわゆるトウ立ちのスイッチが入る場合もあります。

 

また、今年のようにいつまでも寒かったり雨が降らなかったりすると玉が大きくなりません。

 

一昨年のように雨が多すぎると収穫前の玉ねぎが腐ってしまうこともあります。

 

すべてのタネが100%順調に育つと良いのですが、自然相手なので上手くいくことが少ないのですよね。

 

これが工場の製品ならば不良率はもっと少ないのでしょうけれど。

でも、少しでも多くの玉ねぎが採れるように、と祈りを込めて、タネをまいたり定植したりします。

 

昔のお百姓さん達も祈りながらしていた結果、さまざまなお祭りが生まれたんですよね。

 

それにしても、玉ねぎは子ども達も多く食べるので意外に減っていくのです……ガーン

 

牛丼とかカレーとか……

 

結構大量に作らないと大変なのかも……

 

来年、どうしよう……

 

今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました照れ