スイス パンの旅 vol.44 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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92年8月14日(金)

グリュイエールにやって来ました!!
山というか丘というか、その上に街があるのですが、とてもきれいなところです。
観光客が多く、土産物屋もたくさんあります。
グリュイエールはチーズで有名なところなので、ラクレットを食べることにしました。
ちょっと入りにくいレストランでしたが、入ることにしました。
お昼になったばかりで、店内にはまだ誰も客が入っていませんでした。
どうやら私が一番目の客のようです。
外にはおそるおそる中を覗いている人が数人いて、私が手招きすると、ようやく中に入って来ました。
テーブルにチーズを溶かす道具が運ばれ、ピクルスと少しのパン、そして白ワインのファンダンを飲みながら、溶けたチーズをジャガイモにつけて食べました。
外は雨が降って肌寒かったのですが、汗をしっかりかきました。
チーズは300グラムくらいあり、すごい量なのでビックリしましたが、結局全部食べました。
チーズはとても上品な味で美味しいのですが、味に奥行きがありませんでした。
チーズと言えば、サメダンの村の宿の朝食で出たチーズは絶品でした。
素朴で鄙びた香りがして、いろんな味が複雑に混ざっていて、うまく表現できませんが、日本ではまず味わえない味でした。
それから雑貨屋に2種類のパンが売っていたので、ブリオッシュを買いました。
結構大きいパンでしたけど、一気に全部食べてしまいました。
バターの風味がとても良かったです。

写真はレストランのラクレット、グリュイエール村、そしてブリオッシュです。