92年7月29日(水)
ゴーシュネンは、アンデルマットからちょっと北の方に行ったところですが、その道中またしてもミスをしてしまいました。
ヨーロッパでは、列車の乗り場へ行くときは必ず地下道を通るのですが、私は鉄道員が使う地上の道を渡ってしまいました。
そうしたら、鉄道員にこっぴどく怒られました。
ウィーンでも、到着したばかりの誰も乗っていない電車に乗ろうとして、怒られたことがあります。
さてゴーシュネンでパンを買い、また列車に乗ってゴッタルド峠を通り、アイローロへ向かいました。
この辺りは、岩盤をくり貫いたようなところを列車が通っています。
よくもこんなところに鉄道を通したもんだと唸ってしまいました。
アイローロで途中下車すると、ちょっと肌寒く、雨が降っていました。
近くにパン屋があったので、急いで飛び込みました。
写真はアイローロのパン屋で買ったパンです。
一つ目はパネトーネやコロンバに似た菓子パンで、表面に砂糖がかかってちょっと甘いけど、軽くて美味しかったです。
二つ目はアンテガル100という名前のパンです。
これはあまりに軽すぎて、物足りない味でした。