スイス パンの旅 vol.8 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ-PH_801.jpg

南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ-PH_802.jpg

92年7月27日(月)

次はエヴォレンの村に行くことにした。
まずツェルマットからシオンに戻り、シオンからエヴォレンの村までポスト・ブス(郵便バス)で行くことにした。
なぜポスト・ブスと呼ぶのかというと、その昔、馬車で人と郵便物を運んでいたことに由来するようである。
エヴォレンはひっそりとした村かと思っていたけど、小さなリゾート地で、ゆったりと余暇を楽しむ人々が多くいた。
ガルニ・ホテルに一泊。
かなり古いシャレー(山小屋)風のホテルである。
風呂がなく、床がギシギシきしむ。
部屋のテラスからはアルプスがよく見えた。
夕食はまたもや贅沢に、レストランで食べた。
メニューは、メロンの中を少しくり抜いて赤ワインを入れたもの、ステーキ、そしてフランボワーズのムース。
ワインはこの辺りのもので、甘みが強くて渋みが少なく、あまり美味しくなかった。
料金は26.5スイスフラン(約2700円)。

写真はホテルのテラスから望むアルプスとカンタンな地図。
左手の山は Dent-Blanche(ダン・ブランシュ)で、山の向こうはイタリアです。