アヴェロンへの道のり vol.55 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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さてラルシュへは、当店の店名の由来になった、南仏アヴェロン県と、もうちょっと南のエロー県のコミューンを訪ねました。
まずはアヴェロン県のラルシュ共同体でのことを書きますね。

いざラルシュへ!!
トゥールーズからロデツ行きのローカル電車に乗り込みました。
以前テレビで見た古くさい感じの電車でしたが、車内はフランスらしくおしゃれで、とっても好きになりました。
それより何より、窓が開けられるのが良かった!!
顔を外に出して、フランスの田舎の香りを思いっきり吸い込みました。
何種類ものハーブの香りがして、いい気持ちになりましたね。
困ったことに時刻表がなくて、何時頃に着くか全く分かりませんでした。
しかも車内放送もないので、駅に着くたびに、駅舎に書かれた地名をしっかり確認しなければなりませんでした。
数時間後、やっと目的地のリュック・プリモーヴ駅に着きました。
とてもびっくりしたのは、駅舎がまるで農家の納屋のようであったことです。

写真はリュック・プリモーヴ駅と、駅前の風景です。

それから今日焼いたブリオッシュですが、オーヴンの下火が少し強すぎたのか、底の方がちょっと焼き過ぎのようでした。
まだまだたくさん課題があります。
フランスの代表的な菓子パンなので、美味しく完成させたいですね。