アヴェロンへの道のり vol.52 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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~ブルターニュへの旅~

ブルターニュはフランスの北西に位置しており、ドーバー海峡を越えたらすぐイギリスです。
ここは昔からケルトの文化が色濃く、本来の言語であるブルトン語で歌われるバラッドやダンスチューンが大好きで、毎日のように聴いています。
この地方は結構雨が多くて、小麦やブドウがとれません。
そのかわりに酪農が盛んで、リンゴでつくったシードル酒やソバ粉でつくったガレットなども美味しいですよ。
それから生牡蠣も有名ですね。
ブルターニュはあちこち行きましたが、とりわけカンペールの町が好きですね。
カンペールでは、駅前のおんぼろの安ホテルに泊まりました。
壁はボコボコ、ベッドは窪んでいて、あまり綺麗とは言えませんが、旅する私にとってはしみじみと良かったです。
さて、散歩がてら立ち寄ったマルシェで、とっても美味しいパン・ド・セーグル(ライ麦パン)に出会いました。
一般的なライ麦パンの突き刺すような酸味とは違って、果物のようにフルーティーなパンでした。
それから一緒に買ったシェーブル(ヤギ)のヨーグルトも美味しかったです。
それからそれから、もちろんクレープリー(クレープ料理レストラン)にも行きました。
思う存分ガレットとシードル酒を堪能しましたよ。

写真はカンペールの街です。