アヴェロンへの道のり vol.10 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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さて、パンの製造作業を取り仕切るのは、パン生地そのものであることをしみじみ感じながら、まずはノヴァの作業に慣れることを目標に、2ヶ月ほどが過ぎてゆきました。
出来上がったパン生地は、一定のリズムを保ちながら、焼成へと活動を続けますが、少しの条件の違いで、全体の流れがめちゃくちゃに崩れてしまいます。
8種類もの大量の生地の面倒を同時に見るのは、本当に大変でした。
しかしながら無事に焼き上がって、まずまずの出来のときの充実感は、最高でしたね。
そういうときは馴染みの酒屋で日本酒とかワインを奮発して、アパートでじっくり味わっていました。
新潟が近いこともあり、日本酒がとても美味しかったですね。
フレッシュなペイザンと日本酒は、不思議と相性が良かったです。