パン・オ・ノア(クルミパン) | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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今日は久しぶりにアヴェロンのパンを紹介しますね。
クルミパンは、アヴェロンではあまり目立たない存在ですが、いつの間にか売れてしまうパンなのです。
フランスでは一般的なパンのひとつで、フランス料理の最後のデザートの前に、いくつかのチーズが出てきますが、一緒に出てくるパンは、クルミパンとかドライフルーツがいっぱい入ったライ麦パンです。
食事を楽しんだ後にチーズをパンにのせて食べるのも、ちょっとおつなものですよ。
クルミパンはとてもチーズに合うんです。
私はブリ・ド・ムラン(白かびチーズ)やロック・フォール(青かびチーズ)、クロタン・ド・シャヴィニヨル(山羊のチーズ)など数種類をクルミパンに塗って、残ったワインで一緒に食べるのが大好きですよ。