オーストリア サンクト・アントン村で vol.1 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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昨日はサンクト・アントン村の近くのアルプスのパンを紹介しましたが、とっても印象深いところでしたので、何日かに分けて書きたいと思います。
サンクト・アントン村は小さな村ですが、典型的なリゾート地で、夏はハイキングに山登り、冬はスキーと、アウトドア・スポーツの好きな人にはもってこいのところです。
今日はお昼に食べた郷土料理について書きますね。
名前はケーゼ・シュペッツというもので、小麦粉で作ったヌードルに、とろけるチーズとタマネギをしっかり揚げたものがのっていて、ベーコンも入っています。
それに酸っぱいキャベツのサラダがつきます。
ケーゼー・シュペッツはとてもめずらしいけど、びっくりするほど量が多く、やっとの思いで食べ終えました。
それに、非常にしょっぱかったです。
しかしケーゼ・シュペッツについては、思わずにっこりしてしまうことがありました。
なんと料理を入れている器は、日本の東北地方などで作られている曲げわっぱなのです。
サンクト・アントンと日本との親密度が深いのがよくわかりますね。