私が出会った珈琲人 vol.1 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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この前はヨーロッパの珈琲について書きましたが、今度は日本で強く印象に残った3名の珈琲人について書きますね。
まず伊豆、伊東の高田英治氏。
彼は元キリスト教の牧師で、新宿末廣亭の近くで“25時”というスナック、そして西荻窪で“珈琲美学”という珈琲店をされていました。
私はそこで修行しましたが、彼はかなりの趣味人で、煙草は素朴で草の香りがするゴールデン・バット、酒は35度以上の球磨焼酎、そして珈琲はグレードの高い浅煎りを、こよなく愛されていました。
私もかなり影響を受け、ドイツ、ジント社製の銅の薬缶で、浅煎り特有のアロマを出そうと毎日苦心していましたよ。

さて、アヴェロンでは自家焙煎工房TAKEMOTOの無農薬、有機栽培珈琲を扱っています。
エチオピア、コロンビアの2種配合で、丁寧に焙煎されたことがよくわかる、おいしい珈琲ですよ。
ぜひ一度お試しくださいね。