プロヴァンスのパン屋さん vol.5 | 南フランスの田舎パン アヴェロンのブログ

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ヨーロッパの伝統パンにすっかり魂を抜かれてしまったパン屋の店主によるブログです

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アヴィニヨンのムッシュウ・ドバティと、オランジュのレネさんには、大変お世話になりました。
2人とも筋金入りの職人ですが、非常に対照的な人達でした。
ムッシュウ・ドバティは、壊れそうな古い機械を、だましだまし使いこなしていて、材料の計量も勘でやることが多く、いい生地がこね上がると、くったくのない笑顔でほほ笑んでいました。
それに対してレネさんは、最新式の機械を使い、てきぱきと仕事をこなしていました。
2人は友人どうしなので、相手をけなして自分の自慢をすることも多かったです。
私はどちらかと言えば、ムッシュウ・ドバティの方が好きですね。