おはようございます。エイベット碓井です。
今日から10月!
もうあっという間過ぎて怖いですよね。
今年があと3か月しかないって本当にびっくりです。
そろそろ涼しくなって欲しいですね。
今日は、里親募集のお話を少し休憩してTNRのこと。
耳カットについてのお話です。
外で暮らす猫さん達が不妊手術をした証として、
耳にさくらの花びらの様な形にカットをします。
ご存じでしたか?
耳カット、やっぱりまだまだ敬遠されがちだなと思います。
耳カットして欲しくないといわれる事もよくあります。
可哀想だから・・とお考えの方に今日は是非読んで欲しいのです。
今日のお話も先日の大阪ねこの会、定期集会で仕入れてきた朗報なのです!
手術をしましたよ!という証でもある耳カット
可哀想、痛々しい、などのご意見をよく伺いますが
先日、NHKさんが
「さくら耳は、適切な処置をされている猫として通常処分の対象にはなりません」
by 大阪府動物愛護畜産科
と発表したのです。
「まじですかにゃ~~!」
「まじですって! だからもし何かあって保健所に連れていかれても、君は殺処分にならないんだよ~」
「それすごい安心だにゃ~」
「でしょ~? もう万が一に備えてうちの猫達にもしたいよ」
「それは、もっとみんにゃに知らせなくっちゃにゃ!」
「これってとても大きな事だよね。NHKさんが発表してくれたのがすごい!」
「じゃあわたちも 大丈夫ですにゃ~」
「そういうこと! ボランティアさんも先生もカットする甲斐があるよね」
「本当にゃね~ 耳カットだけでそんな安心感があるにゃんて・・」
耳カットは、手術で麻酔が効いている時にします。
傷口はさっと焼いてしまいますので 術後に血がダラダラ出る事もないです。
可哀想って言葉、実際良く伺うのですが
手術された証は必要なのです。
地域猫さん達は、また捕獲される可能性があるのですから。
実際エイベットでも、耳カットされていない不妊済みの子が来た事あるのです。
その子は麻酔をされて、無駄にお腹にメスを入れられてしまいました。
耳カットがなかったからです。
傷跡見ればわかる、というご意見・・。
これはTNR手術の傷跡を見てから言って欲しいと思います。
手術直後でこれです↓
数ヶ月、半年、1年、経つと全然わからなくなるんですよね~。
そして何よりも、耳カットが可哀想と言う前に
殺処分の現状や、生体販売の現状をどう思うのかを考えて欲しいです。
その大前提ありきでのTNRそして耳カットですから。
と、ここまでは今まで何度も言ってきたことですが
「さくら耳の猫は適切な処置をされているとして、通常処分の対象にはならない」
この言葉は本当に有難い。
今までも、そうなるという事は聞いていたのですが
NHKが発表したということが大きいんですよね。
殺処分を減らす為に、TNRを推進していて
更に、さくら耳であれば処分の対象外になるということは
TNRをしていれば確実に殺処分ゼロへの道が開けるということです。
これは皆さんに是非知ってもらおうと思いました。
耳カットを見て、痛そう、可哀想と思う気持ちがある人が間違っている訳ではありません。
でも、色々な事実を知って、なぜ耳カットが必要なのかを知ってしまうと
カットされている猫さんを見た時の感動はすごいです。
その猫さんには、気にかけてくれている人がいるっていう意味ですから。
だからもっと耳カットをポジティブに捉えて頂けたら!と思っています。
だって耳カットは
人間から猫さんたちへの愛の証なのですから
お天気はイマイチですが、
皆さまと外猫さんにとって素敵な週末になりますように。
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