頭がかゆい、前が薄くなってきている女性の方

昨日のお客様の頭皮の診断です。

５０代女性の頭皮です。

本人が一番気にしているのは、前髪が薄くなってきた事と、皮膚が弱くすぐかゆくなり皮膚科によく通うそうです。

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部位の専門的な用語が出てきますので名称と理想の毛穴の状態の写真です。

（綺麗な頭皮の見本）

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部位によって頭皮の状態は違います。

下の画像はバック付近です。

多少頭皮の赤みを感じられますが、１つの毛穴から2本髪が出ているところが多く頭皮もきれいですが、毛穴が詰まっている状態です。

下の画像は、クラウンつむじの付近です。

毛穴から、2本出ていますが太さが細い髪が多くなってきています。

トップ前髪の付近です。

全体の髪の間隔が広くなり毛穴から一本しか出ていません。

トップからフロントにかけて毛量が少なく細くなっています。

ネープ襟足近くの右と左です。

頭皮が赤くうっ血している状態です。左側は特に少し盛り上がってザラザラしています。

この場所が痒くなり、我慢出来ずに病院に行くそうです。

ご自分でのシャンプー・頭皮のケアとしては、シャンプー・トリートメントは、ドラックストアーから購入のダメージ用を使用して、頭皮やネープが痒くなったら病院からもらった軟膏と育毛トニックを使用しているそうです。

この場合ネープとトップ部分は育毛的な手入れをしながら、ネープ部分は頭皮を健康にする必要があります。

また、肌や頭皮自体敏感で乾燥しやすく、寝不足・ストレス・疲れ・偏食や内臓関係に負担がかかり抵抗力が無くなると、敏感に赤く痒くになります。

ネープが特に状態が良くないのは、接触性の痒みの場合が多いです。

原因は、寝ているときに、枕にネープがすれている事が多いです。

ネープの左側が悪くなっているのは『左向きで寝ている事が多いからだと思います』と言ったところ『どうして判るのですかぁ。病院に行っても今の時期は、乾燥するからしかたがない』としか言われなくて痒み止の軟膏をもらうだけで、原因は言ってもらえなかったそうです。

この方も間違った手入れをしていました。

まず、ダメージ用のシャンプーは最悪です。また痒いときに育毛剤は最悪!!逆効果です。

ダメージ用シャンプーは何度もブログで言っています。

また、育毛剤の成分は、ビタミンや各種漢方なども入っていますが、ほとんどの製品の90％以上はエチルアルコールです。アルコールは頭皮の刺激としては有効ですが、髪や頭皮にに対しては水分を極端に奪い乾燥させてしまいます。

痒くなってからのネープ部分の育毛剤には、余計頭皮を乾燥させるのと、弱っているときに一時的に栄養剤を与えてもどんどん疲れが蓄積され慢性的に良くなりません。

ご自分でのケア方法は、

適度に頭皮に潤いを与えながら頭皮をきれいにしてくれる、アミノ酸系のシャンプーを使用する。枕や寝かたを考えてナイトキャップなどを使用する。フロント・トップは育毛剤を付けてマッサージ、ネープの部分は、痒みが取れて赤みが消えてからトニックを使用することをお勧めしました。

頭皮の状態は、自分ではわかりません。

間違ったケアは、5年10年後にはかなりの差が出ています。

準備などもありますので、予約の時に『頭皮見たい』と言っていただければ、
サービスであなたの頭皮チェックします。

マイクロスコープーでご自身の頭皮をご覧いただけます。

見て頂きありがとうございます。

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