アラフィフ独身女の幸せへの道
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人生のドン底がまだあったかと、難病、うつ病、借金まで抱え、そこから這い上がって行くアラフィフ女の人生を不定期に綴っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
告白されて3ヶ月後、離婚が成立し、落ち着いたところで会うことになり、正式に付き合うことになった。
約1年後にお互いの彼氏彼女として両親に紹介したところ、両家顔合わせとなり、プロポーズもされぬままに、結婚の流れになった。
プロポーズをされていないことにも不満があったし、その頃28歳で結婚はいつかはしたいと思っていたが、急に決まって、結婚への覚悟がないまま結婚することになった。
私は人前に出るのがとても苦手で、exさんはバツイチのため、私達は親族だけでハワイで挙式を行う予定であった。しかし、その頃SARS(サーズ)が流行っていて、危険を避けるため延期とし、日本で和装での結婚式を神社で挙げた。
exさんの両親は、お母様は専業主婦で、お父様は、厳格で生真面目で、上場企業の役員をされた後退職。テレビはNHKしか見ないという、うちの両親とは真逆のタイプの方達であった。
新婚生活は、甘い甘い生活とはずいぶんとかけ離れたものであった。
向こうの両親が見つけてきた、私の家から車で15分の新古住宅に住むことになった。頭金は、ご両親に借りていたので、毎月exさんの実家に持っていくことになっていた。結婚後、初めて返済しにexさんの実家に戻った時、お父様が私達(主に私に向けた)に15箇条ぐらいだったか、約15年前といえば記憶はおろか、A4にパソコンで打たれた注意事項を渡してきた。
・床のワックスがけは月に一回
(掃除に関する事が他に何件かあった)
・外食は月に一回
・家では焼肉はしない
・ペットは飼わない
・流行は追わない
・家は飾り立てない
・質素な生活をする
・etc…
新居に入居後、色々と必要なものを買いに行った。100均に行った時、アレコレ選んで、ふと可愛い置物を見つけて、カゴに入れようとして手が止まり、突然涙が溢れて出てきた。涙が止まらず、私は一旦外で待っていた。
レジを終えたexさんが心配してどうしたのか聞いてきた。これはダメかな、あれはダメかな、買ってかざったら、ご両親に怒られるかな。100円でも無駄遣いでダメかな。犬猫をいつか飼いたいと思っていた。何をするにも注意事項が浮かんで、息苦しいと訴えた。
するとexさんが、実家のお父様に電話をかけてくれた。
「自分たちのことは、
自分達で決めるから、
放っておいてください。」
そう言ってくれた。嬉しかったが、その後の私は、これはダメ、あれもダメ、何かするにしてもご両親の顔が浮かび、相当なストレスとなっていった。
アラフィフのおばちゃんになった今なら、そんなもん右から左に受け流して、その場だけやっとけばいい。と軽く受け止めて適当にやり過ごせる。しかしあの頃の私には、その考えさえなくご両親に気に入ってもらえるように必死であった。
その頃から、これがキッカケとなり、exさんとの関係がギクシャクし始めた。
後半Part③へつづく。
