私がギターを始めた高校生初めの頃、グレコギターを買うともれなく付いてきた「成毛滋氏監修・解説・演奏の「Greco Rock Guitar Method」。
当時はカセットテープです。今だったらDVDで映像付きなんでしょうけど、当時はそんなものはない。
教則本自体、他にあった記憶がない、そんな時代。

画像があったのでちょいと拝借!

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このカセット内で、今は亡き日本を代表する凄腕ギタリスト「成毛滋氏」が強く提唱していたエイトビートピッキング。今ではオルタネイトピッキングって言うんでしょうか?

ピッキングは左手の動きに関わらず、ダウンアップを繰り返さなくてはいけない。休符部分は無音として空ピッキングする・・・ような事を言っていたように記憶、もしくはそう思い違いだったのかもしれないが、はじめたばかりの私は毎日毎日、エイトビートピッキングの練習、練習。
勉強もぜずに一日5時間~6時間は必ずやっていた。

・・・で、自分で言うのもなんですが、マスター!
これ、リズムカッティングにも応用出来、後にアメリカはボストンにあるバークリー音楽院(・・・に通う生徒さんですが・・・)でも、こいつのリズムカッティングは凄いと言わしめたほど。(自慢)

・・・が、しかし、ここからエイトビートピッキングの呪縛が始まる。

先にも後にも教則関連で練習したのはこれが最後。

エイトビートピッキングだけでは滑らかに弾けないものがあるのにも関わらず、ダウンアップを繰り返さなくてはいけないと言う呪縛のおかげで30数年弾けないフレーズの一つが、ディープパープルのチャイルドインタイムのギターソロの一番最後。
3弦2弦1弦3弦2弦1弦の繰り返しの強烈に速い3連符。弾けないことはないけども、滑らかではなく、右手の動きが汚い。

3弦から1弦までダウンアップダウンまでは良いんだけど、次の3弦に戻った時にエイトビートピッキングの基本だと今度はアップから始まるんです。

こんなもんかなと思いつつ、その後はオリジナル曲を作り始めて20数年。
その時点で速弾きはもちろん技術習得への興味は薄れてしまい・・・そして先日。

何気にYouTubeでアルディメオラの教則ビデオ。



アルディメオラと言えば3連符の巨匠!?ですが、ダウンダウンアップと弾くんだと言っている。
(※訳が違っているのか?ディメオラが名称を間違っているのか?これをオルタネイトピッキングと言ってますね???私が違ってるの?)

・・・なぁにぃ~~~???

連休最終日、家族がいない隙に2時間ほどめちゃ集中してやってみると・・・
諦めていたチャイルドインタイムの強烈に速い3連が弾けてしまうじゃぁ~ないですか・・・

つまり、諦めずにチャレンジし続けなきゃいけないと言う事です。
しかしまぁ、時間がかかったなこれ。

ちなみに、イングヴェイマルムスティーンが出現して以来、スイープピッキングって言うんですか?
あのクラシカルなギター弾きが増殖し始めてから個性と言うものを全く感じられなくなって80年代以降のギタリストで好きな人はあまりいません。もちろんスイープピッキングなんてやり方さえ知りません。
ギターの運動会みたいなんだもの!?

どうでも良い話ですが、、、さて、お仕事に戻りますか。
昨日、悔しさを忘れない為の宝、「鍵」について書いたばかり。

今日、福島の私の親父から電話があり、光回線の撤去をしないと解体業者が作業できないので、引き込み線の撤去申請をNTTに連絡してくれとの事。
契約はこちらに移しましたが、光の引き込み線自体は残っているんですね。
契約IDが分からないので連絡してくれとの事でした。

どうやら10月4日からとうとう解体が始まるらしい。

解ってはいたものの、日取りを知らされるとなんとも考え込んでしまいました・・・
私の生家、子達をのびのびと育てるはずだった家が無くなる日。

親父は孫に会いたいらしく、しかし、昨年隠居用に新築したジジババの家は狭すぎて泊れない。
それより前に、やっとの思いで出て来た、いまだに放射能の高い福島に子達を連れて行くのにはどうしても、どうしても抵抗がある。
(※動きたくとも動けない福島在住の方にはたいへん申し訳ない話です!ごめんなさい。)

22年度米が一袋残してあるから持って行けと。
私が生まれてから今になってやっと親父と分かり合えた、愛情表現のものすごく不器用な親父の気持ちを考えると、涙が出てきてしまいました。

やっとできた孫に会わせてやりたいのは、ジジババを残してまで自主避難してから一時も忘れることなく、ずっと考えている事。
何を優先したらいいのか?もうわからんですな!

人間の限り無い知恵は、結局とんでもないものを作り出してしまったものです。原子力。
原発再稼働反対、原発廃止などと言っていましたが、核自体をこの世からなくしてしまわなくてはいけないと痛切に感じます。

今日はギターでも無心に練習してもう寝てしまおうかな。そして微力でもいいから核廃絶を訴えるんだ!
私に唯一出来る表現手段、音楽で!チキショ~~
一本の鍵です!

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一時は修繕していつでも帰れるようにしておくはずだった福島の私の豪邸!?
上辺だけはリフォームでそれなりにきれいでしたが、さすがに土台は80年を経過しようとしている家。
震災で傾き、表面上見えないいたるところにヒビが入り、検査の結果修繕の価値なし、結局取り壊しとなってしまった私の家。

つぶれそうになりながらも必死で私たち家族を守ってくれた80歳のその家の鍵。

取り壊しは福島に残っている両親に任せていますが、すでに取り壊しが始まっているはず。
事情あって今夏はまだ帰っておらず、お墓参りの為の帰省も10月にずれ込みそうですが、見るのが怖いですね。

浜の方の津波にすべてを飲み込まれて何もかもなくしてしまった方達からしたら、命も荷物も残ったんだから幸せ・・・と言われるでしょうが、私もそう思います。
でもね、いざとなるとさびしいものです。

どうにもならない天災とは言え悔しい。

この鍵、すでに何の役にもたたないものですが、この悔しさを糧にする為、悔しさを決して忘れないようにいつもキーホルダーにぶら下げています。

鬱している場合じゃない、明日から命がけだい!