あの日を振り返る
1996(平成8)年
5月14日(火)
浜 松 球 場
中日10ー3阪神
この試合の終了直後、敗戦に激高した阪神ファンが、球場内に多数乱入。
彼らは中日の当時の外国人主砲で、阪神戦によく打っていたアロンゾ・パウエル外野手(この日も1打点)に背後から襲いかかり、
そのうちの一人の男が、「この野郎、打ち過ぎだ!」と言いながら、メガホンで、パウエル外野手の頭を殴打したのです!!
普段は温厚なパウエル外野手も、さすがにこの時は激怒しましたが、チームメイトが何とか制止しました。
当時の浜松球場には柵も何もなかったのですが、この事件を契機にフェンスが設けられ、警備も強化されました。
わたしの記憶では、阪神は、この事件から浜松に来ていないと思います。