いつも旅はざっくりした予定しか立てずに
あとは成り行き任せにしている。
 
6/20(木)午前、事業の報告書を仕上げて

夏休みの消費者教室の

1本目のチラシとポスター印刷依頼、

2本目のチラシ・ポスター図案を講師に送付

チラシポスターの配布先を決めて

これで業務終了とおもったら、

事業概要の校正と根拠資料の追加が入り😅

予定より15分ほど超過して12時半に職場を出た。

 

20日締切の振込みにいちばん近い郵便局へ行くも

1機しかないATMに長田の列💦

駅向こうの郵便局へと小走りで向かい

振り込み完了❣️

 

昼食を摂る間がなくなったので、品川駅で

シュウマイ弁当を買って、新幹線のりばへ!

ホームにいる友人の笑顔にホッとして

13:07名古屋行の新幹線を待った。

 

窓際の席に座り、ようやく落ち着き、

仕事をなんとかやり切った安堵感に浸りつつ

しゅうまい弁当を開いた。美味しかった。

五臓六腑に沁み渡るのはビールだけではない。

 

座席に身をゆだね、まったりしていたところ

車窓から富士山が見えるとの

友人の言葉に慌ててスマホを構えた。

 

雲をまとった富士の山が見える。

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時速250Km新幹線の車窓から
シャッターを押すと電線なども映り込む😅

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期せずして電柱と富士山がぴったり重なる(笑)
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しばらく子供のように窓の外を見ながら

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シャッターを押し続けた。

緑が広がる裾野

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一本道が見える。

富士の麓は広く

裾野には様々な営みがあるんだな。

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九州出身の友人は初めての富士に

とても感激したそうだ。
 

子どものころから身近に富士があった私は

上京してしばらくたってから

富士山をありがたがる

気持ちがようやくわかった。

 

富士は、不二、山は唯一無二だが

それぞれの場所それぞれの人にとっての

無数の富士の山がある。

 

名古屋に到着し、近鉄線に乗り換え

以前は、よくお伊勢参りに来たものだったが、

62回式年遷宮の2013年以降ご無沙汰である。

 

伊勢神宮にお参りした時は赤福を

必ずいただいていた。

目が食べたくなって、名古屋で購入。

15:01名古屋発近鉄特急の中で、

とりあえず3ついただいた。

 

16:18到着し、伊勢中山で乗り換え。
16:30発 京都行の近鉄には

パルケエスパーニャ

志摩スペイン村のキャラがいた。

ディズニーランドに似たアトラクションが

多数あり、しかも

ディズニーランドほど混んでいない。

しかも、ひまわりの湯という温泉施設もある。

入場券がセットになっている

まわりゃんせという切符で、

お伊勢参りの度に楽しませていただいた。

近鉄特急に揺られ名張駅に16:56到着
16:58向いの大阪行に乗って、

17:08 室生口大野に到着


駅のホームに女人高野と日本遺産の文字


無人駅には手作り感のある

案内チラシが置かれていた。




民宿の御主人に迎えに来てもらうべく連絡をして

その間に、駅にあった案内図をながめる。

ここはどこ?私はだれ?

ここは薬草のまちだった。

宇陀市からロート製薬、

アステラス製薬、ツムラの創業者が
輩出されたって、すごい。
まさに、地霊人傑!


事前に何も調べてこなかったので、

ここがどんなところか、掲示板を見て知る。

室生赤目青山国定公園の

特徴である大古の火山活動が創り出した壮大な

岩壁や急峻な渓谷、幻想的な滝。霊地として修

験者(山伏)や伊賀流忍者が修行したと伝わり、

山岳仰ゆかりの地も数多く残ります。

その神的な自然の姿を目の当たりにすれば、

古から人々がこの地を崇め

敬意を表してきた理由が

きっと分かることでしょう。

スピリチュアルスポツトを結ぶ神秘と

安らぎに満ちた道を一歩一歩進めば、

いつしか自然と一体となって自分と

向き合える静寂な時間が訪れ、

心身ともに清々しい気持ちへと導いてくれます。

 

スピリチュアルスポットだったんだ。

知らなかった😅


迎えに来てくれた民宿のご主人の車に乗って

17:40民宿むろうに到着 


 

玄関を入ると獅子頭が

 

部屋の名前は、「月が綺麗ですね」
夏目漱石による I Love You.の訳ではないか!

モダンで知的、しかも温かみのある部屋だった。

 

 室生の特集記事のある雑誌をめくり、

夕食の時間18:30まで、

ほうじ茶をいただきながらのんびり。


龍神のおわしますこの地は、

九山九穴八海と呼ばれ、

九つの山、九つの龍穴や岩屋、

八つの池や渕があるのだとか。


九は陽の極まりそれが2つ重なっている。

翌6/21は陽が極まる夏至だったことに気づく


ところどころにこんな絵柄があって

お手洗いも広くて凝った作りだった。


少し早めに食事処に着く

室生山が見える。

 

この存在感のある白は、初雪草といったかな?


 もう一人のお客さまの席

吉祥と雪月花?

手作りの陶器 作者は山梨県人

 

まずは、地酒「千代の松」で乾杯


小鉢でいろんな味が楽しめる贅沢な夕食

 どれも美味しい


朝採りのもろこしと味噌ポテト

鍋は具材はもちろんつゆも大変美味だった。

 

メインデッシュはなす一本

 美味しくて完食!お腹いっぱいとなる。


ご主人の山本さんが、

なんにも知らない私たちに

いろいろ教えてくださった。


室生山上公園芸術の森

イスラエルの彫刻家ダニ・カラヴァンが

なぜかこの場所に作品を残した。

この不思議な図柄は、ナスカでなく

ヤマトの地上絵で、何やら未確認飛行物体の

飛来も多いのだとか。そういう話は、

もしかしたらあるかもと思っている。

絶対あるとも、絶対ないとも、

我々人間にはわからないから。


そもそも「室生」の語源は

「御室(みむろ).、御諸(みもろ)」とされていて

神様の降臨する場所という意味があるそうだ。

ただモノではない役小角や弘法大師が

(そして宇宙人も?)目をつけた場所だから

当然といえば当然である。


さらにこの地は、高千穂、三輪山、富士山と

夏至の太陽が通るレイラインと教えてくれた。

期せずして、翌日の6/21は夏至で

新幹線で富士山を見てはしゃいでいたのも

前回奈良にきた時は三輪山を参拝したことも

きっと何かのご縁なのだろう。


さて、どんなに遅く寝ても、朝3時、4時には

目が覚めてしまうようになってしまった私は、

せっかくなので、明朝、龍穴神社まで

歩いて参拝しようと決めた。


なお、Googleマップは必須だが、

徒歩を選択するとなぜかとてつもなく

遠回りの道が表示されるので、

車を選択するよう教えていただいた。


調べてみたら

確かに!徒歩7時間と出てきた😱


車は4分、1.6Kmなら歩ける距離だ。

しかし、なぜ徒歩が7時間18分なのか?

神が降臨する場所では

不思議なことが起きるものである😅


食事を終えてお風呂をいただくことにした。

途中にあるこの藁は、名前は失念したが

出雲大社の大注連縄の材料と同じものとのこと。


お風呂は2つあって

こちらは、ウコンの薬草風呂

龍の動く様を表したかのような壁画があった。

天井にも金の雲?の渦


漲る龍神パワー


もう一つは信楽焼の陶器風呂

落ち着く和風テイスト


お風呂からでて、左手の別館?に入ってみた。

室生寺の御詠歌が飾られていた。


お風呂から上がったあと、

明日が夏至だなんて、すごい偶然だね、

などと、話し、友人の「時代」の

弾き語りに聞きいった。


この乱世の時代をいつか笑って話せる日が

くるのだろうか、と思いつつ


とりあえずは明朝を心待ちに床についた。