紅麹サプリの厚労省の対応は実にスピーディーであった。

因果関係は不明だが、1名の死亡報告のあった3/26のうちに調査を行うと発表した。

健康被害が起きている可能性の段階で迅速に動いた。その後、摂取が疑われる死者5名となった。


一方、新型コロナワクチンは、すでに、接種後の死亡は2193件!因果関係が否定できないとされたものが2件、ほとんどは情報不足で因果関係がわからないに留め置かれている(注意してほしいのは因果関係が〝認められない〟ではなく〝わからない〟であること)。これには元気だった現役世代の接種数時間数日の死亡も数多く含まれており、疫学的な因果関係があるのは明らかだろう。事実、被害認定救済制度の方では523件の死亡が認定されている。(現在も続々認定中)


さらに、因果関係を疑う論文は世界各国で続々発表されており、いつまでも情報不足でわからないのは審査している審議官の怠慢である。審議官のほとんどが製薬マネーを受け取っており、第三者的な中立公正な判断がされていない可能性が極めて高い。


結局、国費による接種が終了した3月末まで、厚労省の対応は変わらず以下のままだった。



サプリもワクチンも健康な人を対象としている以上、高度な安全性が求められるのは当然であるが、紅麹サプリと健康被害との因果関係はまだわかっていない以上、ワクチンと同じく、『必ずしも「サプリが原因でなくなった」ということではない』と小林製薬にも伝えるべきではないか。

健康被害は兆候の段階で対応すべきなのは当然だが、過去の薬害は、医者や製薬、天下り先への忖度なのか、兆候を無視して使い続けて起こった。


今回も同様である。

腎疾患はコロナワクチン接種後も副反応疑い報告だけでも126例あるが、迅速な調査も、回収もされていない。


まずは、紅麹サプリを摂取して健康被害を訴えている人のワクチン接種歴を明らかにすべきである。


今回紅麹サプリの健康被害を報告した日大の阿部雅紀教授は、様々な製薬会社から資金を供与されていたことがわかっている。

2020年 15,152,024円

2019年 23,103,098円

2018年 18,663,474円

2017年 18,409,465円

2016年 16,301,154円


が、そこに小林製薬はなかった。 

(根拠資料はこちら↓)



同教授は、今回の紅麹サプリの問題で、疑いの段階で迅速に対応すべきと小林製薬の対応の遅さを問題視していたが、ならば、接種後死亡報告2000件以上、被害救済認定で因果関係が否定できないとされたもの523件❗️これは疑いや兆候ではない。すでに史上最大の薬害であることは明らかなのに、そちらについては何も言わず、死者(疑い)5人の紅麹サプリは糺弾❓❓


厚労省、マスコミと同じく、これは完全なダブルスタンダードではないか。


今回の対応の違いは、あまりに不自然で、逆に厚労省が何を隠したがっているのかがハッキリと見て取れる。ワクチンで人がたくさん死んでいることを国民に気づかれたらよほどまずいのだろう。