10月は食品ロス削減月間
昨年食品ロス削減推進法が施行されてから
一年がたちます。
そして、今日10/30は食品ロス削減の日
ということで、蔵出しの写真を無理くり探して
カビが生えたっぽいチーズを食べたお話です。
2018年9月小淵沢の
雪印メグミルクチーズ研究所を訪ねた時のこと
試食でいただいた、
こちらのゴーダチーズがとてもおいしかったので、
当時は賞味期限チャレンジを
ブログにする予定はなかったので、
パッケージの写真がなくて恐縮です(^-^;
ゴーダチーズは、セミハードタイプのチーズに属し、
水分が少なく、比較的硬くて、
乳酸菌の働きで熟成していきます。
水分が少ないので、
微生物は生えづらいし、
熟成させた方がおいしいかも、
と、賞味期限を気にせずにいたのですが、
期限を過ぎて1か月ほどして、
なんと、表面に白い斑点が発生してしまいました。
カビ菌糸なら、食べるのは禁止!です。
少し拡大してみるとこんな感じです。
更に拡大すると、針状の結晶のようで、
微生物っぽくはありませんでした。
その後、光学顕微鏡でも確認しましたが、
カビの菌糸は認められませんでした。
おそらく、うまみ成分のアミノ酸が
析出したのではないかと思われます。
ということで、おいしくいただきました。
むしろ最初に食べた時よりおいしかったかも。
ちなみに、セミハードやハードチーズは
水分が少ないので、日持ちがします。
長く熟成することで、
食べているとジャリっとした感覚が
歯に当たることがありますが、
これは、うまみ成分のアミノ酸が
増えて結晶化しているからです。
ちなみに2年前に買ったハードチーズの
パルミジャーノ・レッジャーノは
賞味期限から1年以上たっていますが、
チルド室で今だ健在(笑)
水分がさらにとんでコチコチですが、
今も少しずつ削って
粉チーズとしていただいています。
一方、フレッシュチーズは水分が多いので、
1日2日なら大丈夫かもしれませんが、
長期の賞味期限チャレンジは危険です。
なお、今回は、顕微鏡観察をして.
カビでないことを確認してからいただきました。
カビにはカビ毒を作るものもあるので、
カビっぽいものが生えていたら食べないでくださいね。
昔、餅に生えたカビは削れば食べられると
まことしやかに言われていましたが、
こちらも同じ理由で食べない方が無難です。
いっぽう酵母は、食中毒を起こすものは
私の知る限り今のところありませんので、
ジャムなどに生えたときは、
よけて食べちゃうことはなきにしもあらずです。
ということで、
食品の特性と微生物の性質を知れば、
食品ロスは減っていくのではないかな
と考えています。
一連の賞味期限チャレンジは
微生物検査をしていた経験をもとに
食品ロスを減らすための参考になれば
と実施しています。
良い子は、なるべく
期限内に食べるようにしましょう。
また、まだ期限が残っている場合は
地域のフードバンクに
問い合わせてみて下さい。
<参考>
消費者庁の食ロスページです。
https://www.no-foodloss.caa.go.jp/nofoodloss-month.html#ank_in_1

