コードバンのウオッチベルト製作 | Angieのレザークラフト修行日記

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レザークラフト修行の長い旅にでました・・・

 

こんにちは

 

今朝は10センチほどの積雪でした。

 

スノーダンプで雪を集めて除雪機で飛ばす作業を一時間半ほど

 

続けてちょっと疲れました。

 

多分明日の朝も積もりそうな気がします。

 

山形県東根市神町で革工房Avanzareを開いているangieです。

 

 

使っていた時計のワニ革風バンドのサルカンが切れてしまったので

 

余った革で作ることにしました。

 

完成したコードバンのウオッチベルト

 

文字盤は退職する数年前に従業員表彰をいただいた時の

 

カタログギフトから選んだものなので大切に使っています。

 

黒の文字盤にブラウンの革というのも合わないかもしれません。

 

 

【製作工程】

 

文字盤からベルトを外します。

 

ピンを外す専用の工具を使えば簡単に外せます。

 

当初はバックルが付いていましたが、途中からDバックルに変えました。

 

 

サルカンはすでに切ってあります。

 

 

 

 

文字盤の取り付け部分やDバックルの取り付け部分の寸法を

 

確認して型紙を作ります。

 

中に貼るアンコの型紙も作っておきます。

 

 

型紙に沿って革を裁断しピンが通る部分はセラニティーテープを

貼って補強します。

 

表の革の裏面にアンコを貼ります。

 

曲げ貼りして形つけします。

 

 

 

アンコを際立たせるためにへらでなぞって立体成型にします。

 

コードバンは固いので裏面を水で濡らして成型しました。

 

 

紙管などに乗せて裏革を貼り合わせます。

ヘラで押して接着します。

 

貼り合わせが終わり乾燥させます。

 

裏面

 

 

裁断して目打ちで印付けた後に菱切りで貫通します。

 

 

縫っていきます。

 

糸はビニモMBT #5 カラーNO.145ブラウンを使いました。

 

 

コバは染色してグレージングトップで仕上げました。

 

Dバックルを取り付けて完成

 

ベルトエンドは長いと邪魔になるので短めにしました。

 

 

ベルトの厚みは4.2ミリほどあります。

 

 

裏の革はイタリアンレザーのブラウンにしました。

 

 

腕に付けてみました。

 

ピッタリです。

 

 

これでまたしばらく使えそうです。

 

時計のベルトやサルカンが切れた際のリペアや

 

文字盤に合わせてお好きな革でベルトを作ることもできます。

 

 

今日はこの辺で

 

オーダーは直接お会いできる方に限らせていただいております。

 

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