4/26（金）は60分走れました。
心拍ゾーンが真っ赤でエライ事になってますが＾＾；
走った後も膝痛なく過ごせました。
安心ちゃ安心なんですが、走る前は、また痛んだら嫌だなとか
走っている間は、いつまた痛まないか、と思ってハラハラします。
日常でも、やっと階段を降りる時の痛みがゼロになりましたが、
降りる前は怖くて筋肉がこわばります。
いつスピード練を再開していいのか？
来月本当にフルマラソンを走れるのか？
為末大学のチャンネルをよく拝見するのですが、
最近ちょうど膝痛の話が挙がっていました。
物理的な痛みもあるが、
心理的な痛みもあるとのことです。
私の場合は物理的なものだと思いますが、
心の問題もゼロではない気がします。
テニスの王子様で肘が治ったはずなのに全力でプレーできない手塚部長の気持ちが少し分かります。
完治した！って思えるんだべか…。
走れる嬉しさもありつつ、弱気になってしまう。
そこで心のリハビリとして、
新田次郎の栄光の岩壁を再読しています。
好きすぎて読むのは４回目くらいです。
孤独の人 も銀嶺の人も ３，４回読んでいますが、
栄光の岩壁が一番好きです。
簡単に言うと、戦後の日本で18歳で冬山で遭難して
両足指のほとんどを凍傷で失ったけど
山を諦めずに日本、世界の岩壁を登るクライマーになっていく男の話です。
新田作品独特のスピード感、テンポの良さでさくさく読めるし
風景描写が美しいです。
ずーっと面白くて、ラストシーンは本当にしびれます。
足指をなくした人とちょっとの膝痛で騒いでる私と比べるのもアレですが、
読んでいて励まされます。
少しずつ走れる距離とスピードを伸ばして
焦らず完治させていきたいです！
